波崎にある竹久夢二の碑

 竹久夢二の歌碑が銚子にあるのはよく知られていますが、対岸の茨城県の波崎港に近い公園(波崎かもめ公園)にも一つあります。

先日銚子に行く際にイワシ(鰯)を食べたいと思いこの歌碑を訪ねてみることにしました。

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「・・・・・ぱんに鰯をそヘてくふ・・・・・・」

そうか入梅いわしの丼ではなく洋風にぱんにはさむのか?

昭和6年~8年にベルリン(伯林)に行った時に書いた絵(水彩画)の中にこの歌があったという。

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描かれたいた水彩画はベコニア。

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波崎も鰯漁が盛んだ。
日本の漁獲量で一番多いのがこのイワシ。
銚子の海鹿島(あしかじま)に竹久夢二が滞在していたのは三回。

最後が明治44年8月29日~9月6日  この翌年6月にに「宵待草」を発表。

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石碑の横に植えられていたベコニア?



明治43年(1910)に発表の「光れる水」
描かれている女性は「たまき」という女性。
この時二人はすでに離婚していたが、また同棲していて一緒に銚子に来ていた。
(明治40年結婚、明治42年離婚、明治43~44年同棲)

しかし同棲していたにもかかわらず、明治43年、銚子でであった「長谷川かた」に一目ぼれ、翌年また訪れたがすでに「かた」は他人の妻。

   待てどくらせどこぬひとを
      宵待草のやるせなさ
        今宵は月もでぬそうな

この「光れる水」は離婚後もまた同棲していた元妻「たまき」を描いた絵。
銚子港から向こう岸の波崎の街並みと山(庚申山)が描かれている。

まあ夢多きといえばよいが・・・・・

これから脂ののってうまい入梅イワシでも食って元気を出すか。



神栖 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/05/22 15:05
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