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一石橋と迷子おしらせ石標

 日曜日に久しぶりに東京駅近くで学生時代の友人数名での飲み会があった。
東京駅までバスで行ったが、時間が少し早く余裕があったので、八重洲近辺をぶらぶら。

外堀通りの道路わきに名所などの案内看板が置かれていた。
そこに「迷子しらせ石標」なる名所書きされていて、それほど遠くないので行ってみることにした。

呉服橋の信号の少し先、高速道路下の橋のたもとにそれは置かれていた。

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まず大きな石柱があり「一石橋の親柱」とあった。

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これもなかなか趣がある。内容は説明看板を読んでください。

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その親柱の横に石標があり、これが迷子のしらせ石標というものらしい。

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「一石橋迷子しらせ石標」

このあたりから日本橋方面は盛り場で、迷子が多かったそうです。

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正面:「満よひ子の志るべ(まよい子のしるべ)」

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右側:「志らす類方(しらする方) 左側の迷子などの特徴に心当たりがある人が、こちら側の窪みに書いたものを貼って知らせる。

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左側:「たづぬる方」 こちらの上の窪みに迷子や尋ね人の特徴を書いた紙を貼る

江戸時代の方が人情に篤かったのでしょうか?
こういうことは今ではすっかり失せてしまっているのかもしれません。


近況 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/07/26 23:10
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