おっしゃい隊のはじまりについて
石岡のおまつりも無事終了した。
雨にはたたられたが、祭りの熱気は雨も吹き飛ばすようなものだったようだ。
昨年は息子たちが来ていて見に行ったが、残念ながら今年は見学にはいかなかった。
ブログやFBなどで石岡の祭りの女性陣の「おっしゃい隊」の紹介が目についたので少し調べてみたいと思った。
昔、私のブログで「おっしゃい隊」を記事にしたときにいろいろお教えいただいたのを思い出したのである。

2011年のおっしゃい隊の記事 ⇒ こちら
その時、この「おっしゃい」の起源は、那珂湊の那珂湊 八朔祭の「おっしゃい囃子」ではないかとという意見が寄せられました。
いろいろの歌詞アレンジがありますが、歌詞は以下です。
好きならおっしゃいなとかなんとかは日本一とか
歌ってることは同じようなことです、芸者さんが山車に乗って歌う歌です。
-----------------------------------------
おっしゃい おっしゃい おっしゃいな~
十日も二十日もおっしゃいな~
朝から晩までおっしゃいな~
祭だ祭だおっしゃいな~
三年三月(みつき)もおっしゃいな~
嫌なら嫌だとおっしゃいな~
八朔祭りでおっしゃいな~
○○(町名)の姉さんはいい女
○○(町名)の兄さんはいい男
祭りが好きだとおっしゃいな~
さて、しかしこの芸者歌と石岡の祭りでうたわれている掛け声は似てはいるようですがテンポもかなり違っていて断然若者風になっていますし、受けるパワーも違います。
では石岡のまつりで、いつごろからこの「おっしゃい」が始まったのか?
記事が載っているものを探すと、今泉義文遺稿集「石岡の今昔」の中に少し紹介されていますので参考に書き出してみます。
まつりのはやし言葉
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ 底なしバケツが十三文(又は、ブッチャレバケツが十三銭)
総社宮祭礼の山車のはやし言葉の一種にこんなのがあった。「ブッチャレ」とはこわれたの方言であるが、このはやしはいつごろからであろうか。(石郷資 第24号)
編者が小学生の昭和20年代後半の頃は確か
♪ ブッチャレバケツが十三銭 安いと思ったら底ぬけだ
とやった。参加する子供や若衆もほとんど男子。
時は流れて、「石岡まつり」も当世風に変わった。ここ数年(本の発行は昭和58年8月)、若衆、ことに婦女子の進出には目を見張るものがある。そしてまつりのはやし言葉も当世流となり時勢を反映したものとなっている。
♪ おっしゃい(押しなさい) おっしゃい おっしゃいな
♪ ○○兄さんいい男(○○姉さんいい女)
♪ 好きなら好きとおっしゃいな(云いなさい)(好きよ 好きよ 大好きよ(愛してる))
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ ○○町のお通りだい
♪ そこのけ そこのけ ○○町
♪ お祭り好きなら○○町
♪ 祭りの主役は○○町
等など、町内によって多少変化がある。
そもそも今のはやし言葉の始まりは若松町らしい。若松町青年会、前会長の中村満夫氏によれば、今から8年程前(昭和50年頃)中学生であった大塚とし子さんのグループの創作になるらしいとのこと。
・・・・・・・・・・・・・
(昭和57年10月 編者収録)
何かの参考になればと思いここに記録しました。
雨にはたたられたが、祭りの熱気は雨も吹き飛ばすようなものだったようだ。
昨年は息子たちが来ていて見に行ったが、残念ながら今年は見学にはいかなかった。
ブログやFBなどで石岡の祭りの女性陣の「おっしゃい隊」の紹介が目についたので少し調べてみたいと思った。
昔、私のブログで「おっしゃい隊」を記事にしたときにいろいろお教えいただいたのを思い出したのである。

2011年のおっしゃい隊の記事 ⇒ こちら
その時、この「おっしゃい」の起源は、那珂湊の那珂湊 八朔祭の「おっしゃい囃子」ではないかとという意見が寄せられました。
いろいろの歌詞アレンジがありますが、歌詞は以下です。
好きならおっしゃいなとかなんとかは日本一とか
歌ってることは同じようなことです、芸者さんが山車に乗って歌う歌です。
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おっしゃい おっしゃい おっしゃいな~
十日も二十日もおっしゃいな~
朝から晩までおっしゃいな~
祭だ祭だおっしゃいな~
三年三月(みつき)もおっしゃいな~
嫌なら嫌だとおっしゃいな~
八朔祭りでおっしゃいな~
○○(町名)の姉さんはいい女
○○(町名)の兄さんはいい男
祭りが好きだとおっしゃいな~
さて、しかしこの芸者歌と石岡の祭りでうたわれている掛け声は似てはいるようですがテンポもかなり違っていて断然若者風になっていますし、受けるパワーも違います。
では石岡のまつりで、いつごろからこの「おっしゃい」が始まったのか?
記事が載っているものを探すと、今泉義文遺稿集「石岡の今昔」の中に少し紹介されていますので参考に書き出してみます。
まつりのはやし言葉
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ 底なしバケツが十三文(又は、ブッチャレバケツが十三銭)
総社宮祭礼の山車のはやし言葉の一種にこんなのがあった。「ブッチャレ」とはこわれたの方言であるが、このはやしはいつごろからであろうか。(石郷資 第24号)
編者が小学生の昭和20年代後半の頃は確か
♪ ブッチャレバケツが十三銭 安いと思ったら底ぬけだ
とやった。参加する子供や若衆もほとんど男子。
時は流れて、「石岡まつり」も当世風に変わった。ここ数年(本の発行は昭和58年8月)、若衆、ことに婦女子の進出には目を見張るものがある。そしてまつりのはやし言葉も当世流となり時勢を反映したものとなっている。
♪ おっしゃい(押しなさい) おっしゃい おっしゃいな
♪ ○○兄さんいい男(○○姉さんいい女)
♪ 好きなら好きとおっしゃいな(云いなさい)(好きよ 好きよ 大好きよ(愛してる))
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ おっしゃい おっしゃい おっしゃいな
♪ ○○町のお通りだい
♪ そこのけ そこのけ ○○町
♪ お祭り好きなら○○町
♪ 祭りの主役は○○町
等など、町内によって多少変化がある。
そもそも今のはやし言葉の始まりは若松町らしい。若松町青年会、前会長の中村満夫氏によれば、今から8年程前(昭和50年頃)中学生であった大塚とし子さんのグループの創作になるらしいとのこと。
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(昭和57年10月 編者収録)
何かの参考になればと思いここに記録しました。
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