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椎野池と夜刀神 (2)

 昨日書いた椎井と夜刀神の続きです。

昨日は風土記に出てくる頭に角を持つ蛇がたくさんいてこの井戸のまわりの椎の木に登っていた話をしました。
そしてここに社を建ててこの裏山は夜刀(蛇)の神の場所で、ここから南は人間たちが住む場所としたようです。

蛇神信仰はどのようなことから生まれてきたのでしょうか。
三輪山神話の話が広がっていたのでしょうが、蛇というものは日本もギリシャもユダヤ・キリスト教もそれほど変わらないのでしょうか。

椎井池

この椎井池に行くには、上の地図の上(北)から道を下って池の横に駐車場がありますのでそこまで来るまでいけるのですが、私は知らないので、この地図の左側の道から進んでしまいました。

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すると正面に鳥居が見えてきました。

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近くには古い社が置かれ、

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石地蔵が祀られ、

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道祖神が置かれ、何かただならぬ場所に来たという印象。

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しかし、車ではこの先に進めません。
鳥居からは山道を真っ直ぐに下っていきます。

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車を停めるところがないのでだいぶ戻ってどうにか空き地に止めて歩いて戻ってきました。

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真っ直ぐに下りたところに椎井の泉がありました。

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池の脇から今度は神社まで上りです。

きっと車でこの池まで来て神社に登ってもきっと谷津のイメージは強く感じないかもしれません。
でもこのようにいったん下って上るとそのイメージは強く感じます。

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階段を上ると上に「愛宕神社」の拝殿が見えてきます。

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正面に神社の拝殿。そしてその右奥にもう一つ神社があります。

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「夜刀神社」となっています。

夜刀は「やと」でもよいけど、やはり「やつ」と読む方が良いように思います。

玉造 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/11/12 23:25
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