かすみがうら市文化財一般公開(3)-文殊院(2)

 今日も志筑の文殊院さんの展示品の紹介です。

経塚から発見された経筒と経石。
一般には博物館などに保管されることが多く、お寺で保管してあるものを見るのは初めてでした。

末法思想が流行った平安時代後半から鎌倉時代にかけて仏教の経典を後世に残そうと紙などに書いた経典を金属製の筒に入れ、さらに陶器などの筒にそれを入れ土に埋めた。

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これは左が渥美焼きの外壺、右の小さな筒が銅製の筒。
平安時代のものだそうです。
かなり古いですね。

石岡の嘉良寿理で発見された経筒は八郷の中央公民館?で保管展示されていますが、1523年のものです。
もう一つ北谷経塚で見つかった経筒は室町時代・大永2年(1522) のものとのことで、こちらは東京上野の国立博物館の考古展示室に展示されていると聞いています。

ここのはそれよりだいぶ古そうです。(年代は正確に書かれていなかったが・・・)


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上の写真の右側は安元2年(1176)と銘のある経筒の外壺(土製)
(安元二丙申年正月二十三日)

左側の小さな石塔は 室町時代 伝熱田市出土の五輪塔と書かれていました。
正面に梵字でキャ・カ・バ・アと線刻されていると説明があります。

何故このお寺にこのように古いものが何気なくあるのだろうか?

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こちらも経塚と同じくくりだが、経典の字を1字1石で書いて埋めたもの。

石岡でも貝地に親鸞聖人の碑があるし、小美玉にも喜八阿弥陀近くに親鸞聖人の経塚がある。
平べったい石に書いた文字が消えずに残っている。
説明書きはありませんでした。

経塚の話 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/11/15 08:46
コメント
ところで、これらのタイムカプセルに入れられた経典は、無事に発見されたのでしょうか。中身は風化し、ガラだけ残ったとか。親鸞さん直筆の手紙などが出てくると、まさにタイムカプセルですね。
kincyanさん
こんにちは。

> ところで、これらのタイムカプセルに入れられた経典は、無事に発見されたのでしょうか。

中身は展示されていませんでしたね。どうなんでしょうか?
残っていると思いますが・・・・
国立博物館などで調べてみたいですね。

親鸞聖人の直筆の手紙などはほとんどないと聞いたことがありますから見つかったら超お宝でしょうね。
親鸞聖人の経塚と呼ばれるところが数カ所ありますがすべて小石に文字を書いて埋めたものばかりです。



親鸞さん直筆の手紙などが出てくると、まさにタイムカプセルですね。

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