筑波四面薬師と塔のある風景

 ふるさと風の会の文庫展にも小冊子をだいぶおかせていただいた。
おかげさまで結構買っていただいた方も多く感謝の言葉もありません。

昨年末に1~9巻をだし、今回、 ~24巻までを作成展示した。
思うところもあって手軽な小冊子にしたのだが、観光案内的なもんではないので注意してほしいよ思います。
どこにでも眠っているものに少し気を付けてみていくと何か面白いものが隠れている事が多い。
そしてそれが連続してくるとお互いが関係しあって命を持ってくるように思える。

少し大げさではあるが、何を見てもそれをどう見たり感じたりするかは千差万別であるが、同じように感じる人もあるかもしれないととうとう24巻までやってきてしまったというところです。

最初の1巻目のタイトルは「筑波四面薬師と塔のある風景」です。

なにこれ? と思われると思いますので少しだけ説明させてください。

筑波山に法相宗の若き僧「徳一」が都からやってきて寺を築きますが、その寺の守護のために筑波山の四面に薬師を祀りました。
筑波四面薬師といわれるものですが、今ではあまりこのことに注目する人もいないようです。

土浦の小町の里から少し入ったところにある「東城寺」、真壁の椎尾にある「薬王院」、石岡の薬師古道として復活した「菖蒲沢薬師」、果樹栽培で有名な十三塚にあった「山寺」(今はない)の4つを回ってみたら、何か見える景色が違ってきたように思ったのです。

椎尾の薬王院には素晴らしい三重の塔があります。こんな山の上にどうやって塔を築いたのだろうと思いながら周りを見ていくと筑波山の西側には同じような塔が並んでいるのです。

一番古い「富谷観音の三重塔」、「雨引山の多宝塔」(これも当初は三重の塔だったといわれています)、「椎尾薬師の三重塔」、
つくばみらい市の「板橋不動尊の三重塔」、竜ヶ崎市の「来迎院の多宝塔」などが連なって見えてきたのです。

すべて、15世紀から18世紀にかけて建設されたものです。

筑波山の東からばかり見ていると見える景色も裏から見るとまた違った側面があって見え方も違ってきます。
椎尾から筑波山への登山は山人(天狗)の通る道とも言われているようです。

面白いですよね。

表紙1

これからもシリーズを少し紹介させてください。


書籍 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/12/06 22:40
コメント

管理者のみに表示