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三昧塚古墳(1)

 国道355号線を霞ケ浦の北岸沿いに進むと、小美玉市から行方市に入ってすぐのところに三昧塚古墳がある。

何度かここにも立ち寄っているが、今回銚子に行く途中で登ってみたくなった。

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きれいに前方後円墳となっていて、公園にもなっているので上に登るにも脇に石の階段が設けられている。

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上からは筑波山が良く見える。

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霞ケ浦もこんなに近くにある。

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昭和30年に近くの霞ヶ浦の堤防工事が行われていたときに、これが古墳とは知らずこの山の土を削っていた。
すると中からいろいろなものが現れた。

たまたまこの情報を得て、県社会教育課文化財の担当者が工事を中止させて、東京大学、明治大学の協力を受けてこの埋蔵物の発掘調査が行われた。
現在の古墳は半分ほど削られてしまったものを明治大学の協力の基に平成16~17年度に復元してきれいに整備しなおしたものです。

古墳は5世紀後半の築造とみられています。全長88.2m。

そしてここで見つかったものは驚くべきものであった。

小美玉・行方地区 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2017/01/15 21:50
コメント
凄い古墳
見つかった時の話は、こういうのが昔は多かったです。でもちゃんと調査されてよかった。
歴史が残るというのはこういうのを通してです。
前方後円墳の時代という限られた時代のものですから、ちゃんと残していかなければならないのです。
埼玉と兵庫で、保存された前方後円墳が見学できるところがありますが、他はそういうところもすくないので、こういう場所の意義があります。
Utamさま
> 見つかった時の話は、こういうのが昔は多かったです。でもちゃんと調査されてよかった。

そう。運が良かったようです。

こうして私も何となく調べて書いたりしていますが、意外に知られていないようですので書くことも少しは意義がありそうです。

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