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横利根川閘門

 霞ケ浦と利根川を横につなぐ「横利根川」にまたやってきた。
霞ケ浦先端の牛堀地区から香取(佐原)地区へ横に流れる横利根川。
昔は香取川から霞ケ浦に流れがあったようだが、今は水門もでき流れは霞ケ浦から利根川に向かって流れている。

この利根川の境界にあるのが「横利根閘門(こうもん)」という立派な水門で、大正10年に完成した。
日本はこの頃まではレンガ造りの構造物建築がかなり広く行われ、今でもその景観は美しいと思わざる負えないが、大正12年に起きた関東大震災以降は鉄筋コンクリート造りに皆かわってしまって今ではこれらは貴重な文化遺産になっている。

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この横利根閘門も国の重要文化財に指定されていて、霞ケ浦の水運としての利用頻度は大幅に落ち込んではいるが今も現役で活躍しています。

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この煉瓦造りの門の方は真ん中の鋼鉄製の扉が上下ではなく前後に開きます。

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そして船は両側を水門で挟まれた地点で水位を調整する間待機します。
出口側の水位が同じになったら水門を開けます。

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利根川側にもう一つ上下に開閉する水門があります。

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現地に昔のこの待機中の船の写真などもありました。

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今でも立派にメンテされ現役で活躍中の歯車機構などはかなり迫力ありますね。

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霞ケ浦、利根川から江戸までの水運の流れが良くわかりますね。

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霞ケ浦の自然 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/02/25 08:03
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