外浪逆浦の夕日

  銚子からの帰りに潮来の手前で夕日が沈みそうでした。
そこで鰐川を渡る手前に「なかさ夕日の郷公園」というのがあるのを思い出して立ち寄ってみました。

公園への道は狭くて知らないとなかなか立ち寄ることもないのですが、こうして思い出すのも何かの縁。
丁度高浜や玉里方面からは筑波山の真上に日が沈むダイヤモンド筑波の頃です。

何時もならこのあたりはすでに日が沈んでしまっている時間なのですが、今は日が長いですね。

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小さな公園ですが、夕日の展望台があります。

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ここから「外浪逆浦」に日が沈むのを眺めることができます。

さて、この外浪逆浦って読めますか?  「そとなさかうら」と読みます。

霞ケ浦が汽水湖としてあった時、北浦から霞ケ浦に流れる「鰐川」という川は、このあたりで海水と逆流を受けて波が逆巻いていたようです。

今は利根川と常陸川の銚子側に水門があって、逆流することはほとんどありません。

万葉集には「常陸なる浪逆の海の玉藻こそ引けば絶えすれあどか絶えせむ」との歌が詠まれています。

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空ははあまり夕焼けませんでしたが、この夕日を見ていると何か昔を思い出しそうです。
湖の反対側は田んぼが広がります。

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実は1950年まで、この「外浪逆浦」ともう一つ「内浪逆浦(うちさかうら)」という浦があったそうです。
しかし、この湖のような場所は干拓されて田んぼになったそうです。
また1970年に、潮来ニュータウンが造成され、宅地化されました。

ただ、このような場所は大地震などの時に液状化が起こり、被害が大きくなりますね。

上の写真に見える赤い橋は「鰐橋」と言い、この川を「鰐川」と言います。
橋の向こう側を少し行ったところから北浦が始まります。

鰐川も何か鰐がいたような伝説もあり、波が鰐(ワニ)の様に逆巻いていたのでしょうか。



潮来地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/05/20 19:58
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