新旧のはざまで・・・

 霞ケ浦北岸の国道355線で小美玉市から行方市に入ってすぐのところに三昧塚古墳があります。

横の国道を通りながら黄色の花と白い綿毛の穂が一面に揺れていたので写真に収めてきました。

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タンポポのような黄色の花は、前に記事にしたときに教えていただいた「ブタナ」でしょう。
ブタなどと言わずにきれいだと愛でてあげたいです。

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奥に揺れる白い穂は「チガヤ」でしょう。
今の時期にしかこのコラボレーションはみられません。

植えたわけでは無いでしょうが、草刈りもこの周りはしているのですが、古墳のまわりは残されています。

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三昧塚古墳は湖岸の工事で一時消滅の危機にありました。
たまたま通りかかった県の職員の発見により貴重な古墳であることが判明し、復元されました。

しかし、形はいかにも現代風な角ばった形をしています。
この少し人工的な姿のためか、意外にこの古墳が重要な古墳だということに気が付きにくくなっているのかもしれません。

金の王冠に周りに馬の飾りが動くたびに揺れる「金銅製馬形飾付冠」が見つかったのです。
いまは茨城県歴史博物館(水戸)にて保存され、複製されたものが歴史館で展示されています。

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(金銅製馬形飾付冠:茨城県歴史館所蔵)

王冠
(茨城県立歴史館の再製レプリカ(復元品))

ここは、古の風を感じながら、少し公園風にアレンジされた古墳の上に立って、この外来種などの花が揺れるその先に霞ケ浦と筑波山が見渡せるのです。

新旧の風が交差しているのを感じることのできる場所です。

近況 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/06/01 09:39
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