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井関盛賢寺の観音堂

 ダイダラボッチ大人形をまちかどに飾る地域の中心に井関の街があります。
しかし、この土地は昔から大人形は飾りません。この地域に大きなこの盛賢寺という真言宗豊山派の寺があるからだといわれています。

今から700年ほど前にこのとても立派な阿弥陀堂(市指定文化財)が建てられたといわれています。
700年前というと鎌倉時代の終わり頃でしょうか。

そして、この地域が水戸藩の一部であったということで、藩内を巡航した水戸光圀(黄門)がこの阿弥陀堂にふさわしいように額田からこの盛賢寺という寺を移したといわれています。

額田(那珂市)にも何度か訪れましたが、なかなか面白い地域だと感じました。

親鸞の大山草庵があった旧桂村にありましたが、ここには浄土宗の阿弥陀寺があり、ここで親鸞は法然の三回忌法要をおこなったとされます。その阿弥陀寺は1392年に額田城の守護寺として額田に移されたのです。
今でもここの枝垂桜は有名ですが、この歴史的な背景はあまり知られていません。

いくつも寺が額田にはありますが、その中の一つを光圀はここへ移したようです。

ただこの阿弥陀堂は700年ほど前に建てられたといわれていて、かなり立派で、京都三宝院の流れをくんだ祈祷道場として建立された修行の場であったといわれています。

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屋根が1983年に茅葺きから銅板に葺きかえられました。瓦屋根などにしなくてよかったですね。
瓦では重さに耐えられないでしょう。

内部の屋根の天井裏には、天女の彩色画が描かれているそうですがまだ拝見したことはありません。


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龍の大きな彫刻は見ごたえがあります。
少し修理をすればよいのでしょうが、木の割れ目などが気になります。

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ダイダラボッチの里 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/08/27 10:43
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