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東福寺(行方市浜)

 霞ヶ浦の旧桟橋を見てきたが、浜(玉造)の桟橋近くに大きなお寺があった。
素鵞神社は知っていたが、この近くにこのような大きなお寺があることは知らなかった。

「瑠璃光山 薬王院 東福寺」という天台宗のお寺だ。

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現在の薬師堂(本堂)は1848年に建造されたといいます。

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仁王門の仁王像は大きくて立派だが、文化財指定などがされていないために制作年代などわからない。

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寺伝によると、1351年に比叡山の東範僧正(とうはんそうじょう)が草創(そうそう)したという。当時は薬王院といった。
その後一時廃れていたが、江戸時代の1692年に法印典信(てんしん)が寺を中興して東福寺とした。
それから毎年年に一回1週間の開張法会を行い、ここで昔は新市というのが開かれていたといいます。
そこには、近隣から800人ほどの豪商が集まったといわれています。

しかし、1828に火事で寺が焼け、次第に衰退したという。

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大きくて立派な薬師堂(本堂)は火災で焼失後20年で再建された。

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境内のモミジの緑が美しい。

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その下におかれた石仏もまた美しい。

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このすぐ隣に小山があった。
東福寺古墳というそうだ。

径は20mくらいの円墳だが、築造された時期など調べてみたがよくわからなかった。


小美玉・行方地区 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2018/09/04 11:49
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