そば、蕎麦、側の語源
そば、蕎麦、側の語源
「信濃よもやま100話」という本を貸していただいたので読んでいたら「そばとそばの語源」という話が載っていた。
それによると
「そばの実は三角に尖っている、また、葉も三角形。そばむぎというそばの名前は、どこどこのそばという意味と尖って角ばることに関係があるという。それは、古い日本語に角とか稜角という意味のそばという言葉があって、それから転用されたということである。今でも地方へ行くと、崖や急な傾斜地を「ソウ」というところがあり、ソワとソバと関係がある。耳をそばだてるのソバもこの尖ると同じ感じから出ているようだ。」
と書かれていた。

語源辞典などを調べてみても「ソバ」はもともと「ソバムギ」といわれていたものがいつの間にか「ソバ」になったという。ソバムギの由来はやはりソバの実が三角形をしていることに由来し、小麦や大麦と区別するために 尖がった(稜角な)麦=そばだったムギ=ソバムギ というところから来ているという。平安時代の和名抄には実が乾くと黒くなるために当時は「クロムギ」と呼ばれていたという。
「そばだつ」「そば道」「そばだてる」「そびえる」「そばそばし=仕草が角ばっていて近寄りがたい意」「そばむ=視線をそらす」などはすべて同じ尖がった、稜角な、という意味から来ているのだそうです。
またソバ=側 という言葉も上の「そばむ」などと同じで正面ではなくその脇という意味として使われだしたのだといいます。
そうすると千葉県に多くある祭神が不明な香取神宮や千葉氏や相馬氏とかかわりのあるとされる“そばたか神社”・・・「側高神社」「蘇羽鷹神社」「側鷹神社」「脇鷹神社」「脇鷹神社」「素羽鷹神社」「隣高神社」「相馬高神社」「祖波鷹神社」「蕎高神社」などの名前のルーツがわかるかもしれませんね。少し考えてみたくなりました。
この神社については何回もブログに書いてきました。
(参考)
そばたか神社(1)側高神:http://mahoranokaze.com/blog-entry-1137.html
そばたか神社(2):http://mahoranokaze.com/blog-entry-1138.html
そばたか神社(3)-側鷹神社(行方市):http://mahoranokaze.com/blog-entry-1139.html
「信濃よもやま100話」という本を貸していただいたので読んでいたら「そばとそばの語源」という話が載っていた。
それによると
「そばの実は三角に尖っている、また、葉も三角形。そばむぎというそばの名前は、どこどこのそばという意味と尖って角ばることに関係があるという。それは、古い日本語に角とか稜角という意味のそばという言葉があって、それから転用されたということである。今でも地方へ行くと、崖や急な傾斜地を「ソウ」というところがあり、ソワとソバと関係がある。耳をそばだてるのソバもこの尖ると同じ感じから出ているようだ。」
と書かれていた。

語源辞典などを調べてみても「ソバ」はもともと「ソバムギ」といわれていたものがいつの間にか「ソバ」になったという。ソバムギの由来はやはりソバの実が三角形をしていることに由来し、小麦や大麦と区別するために 尖がった(稜角な)麦=そばだったムギ=ソバムギ というところから来ているという。平安時代の和名抄には実が乾くと黒くなるために当時は「クロムギ」と呼ばれていたという。
「そばだつ」「そば道」「そばだてる」「そびえる」「そばそばし=仕草が角ばっていて近寄りがたい意」「そばむ=視線をそらす」などはすべて同じ尖がった、稜角な、という意味から来ているのだそうです。
またソバ=側 という言葉も上の「そばむ」などと同じで正面ではなくその脇という意味として使われだしたのだといいます。
そうすると千葉県に多くある祭神が不明な香取神宮や千葉氏や相馬氏とかかわりのあるとされる“そばたか神社”・・・「側高神社」「蘇羽鷹神社」「側鷹神社」「脇鷹神社」「脇鷹神社」「素羽鷹神社」「隣高神社」「相馬高神社」「祖波鷹神社」「蕎高神社」などの名前のルーツがわかるかもしれませんね。少し考えてみたくなりました。
この神社については何回もブログに書いてきました。
(参考)
そばたか神社(1)側高神:http://mahoranokaze.com/blog-entry-1137.html
そばたか神社(2):http://mahoranokaze.com/blog-entry-1138.html
そばたか神社(3)-側鷹神社(行方市):http://mahoranokaze.com/blog-entry-1139.html
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