なんのその西方よりもさくら花(5)
≪三愚集≫No5 なんのその西方よりもさくら花
七番日記には、「ナンノソノ西方よりもさくら花」 とあります。

ここで「西方」とあるのは、西方浄土、すなわち極楽浄土の世界(死後の世界)ですよね。

琵琶を抱えた弁天さんにも見えますが・・・・・阿弥陀如来さんでしょうか?
極楽のあるといわれる西方浄土・・・「死んで花見がさくものか」と桜見物にに浮かれる人たちのことを詠った句でしょう。
桜見物の人々の生き生きした姿を感じたのだと思います。
一般に西方浄土には阿弥陀如来がいることになっていますね。
そして良い行いをして徳を摘んでいれば、来迎で迎えに来る。
でも桜見物はそんな死後の世界より今の花見が大事と、大いに楽しんでいるのを詠ったものなのでしょう。
一茶には次のような句もあります。
★ はな桜よくや欲のうきよの片隅に
★ 夕ざくらけふも昔に成にけり
★ よるとしや桜のさくも小うるさき
★ 散る花やすでに己も下坂
★ どん欲も連れて散れちれ山櫻
一茶は熱心な浄土真宗の信者だったようです。
七番日記には、「ナンノソノ西方よりもさくら花」 とあります。

ここで「西方」とあるのは、西方浄土、すなわち極楽浄土の世界(死後の世界)ですよね。

琵琶を抱えた弁天さんにも見えますが・・・・・阿弥陀如来さんでしょうか?
極楽のあるといわれる西方浄土・・・「死んで花見がさくものか」と桜見物にに浮かれる人たちのことを詠った句でしょう。
桜見物の人々の生き生きした姿を感じたのだと思います。
一般に西方浄土には阿弥陀如来がいることになっていますね。
そして良い行いをして徳を摘んでいれば、来迎で迎えに来る。
でも桜見物はそんな死後の世界より今の花見が大事と、大いに楽しんでいるのを詠ったものなのでしょう。
一茶には次のような句もあります。
★ はな桜よくや欲のうきよの片隅に
★ 夕ざくらけふも昔に成にけり
★ よるとしや桜のさくも小うるさき
★ 散る花やすでに己も下坂
★ どん欲も連れて散れちれ山櫻
一茶は熱心な浄土真宗の信者だったようです。
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