深山木の芽出しもあへず喰はれけり(8)
≪三愚集≫No.8 深山木の芽出しもあへず喰はれけり(小林一茶)
七番日記には 「深山木(みやまぎ)の芽出しもあへず喰れけり」とある。
山奥の木から芽が噴出したものを摘んでは申し訳ない気になったのでしょうね。
精進料理でもタラの芽などは食べたいでしょうが・・・・

(夏目漱石 書)

(小川芋銭 絵)
一茶の木の芽を詠った句
★ 木々おの ~ 名乗り出たる木の芽哉
★ びんずるを一なでなでゝ木の芽哉
★ 木目吹て古びるものは住居哉
★ 茨の目も皆 ~ 人に喰れけり
★ 山里は猫が木目もほけ立ぬ
★ 折 ~ に猫が顔かく木の目哉
★ 藪の目や人がしらねば鹿が喰ふ
★ たらの芽のとげだらけでも喰ひけり
七番日記には 「深山木(みやまぎ)の芽出しもあへず喰れけり」とある。
山奥の木から芽が噴出したものを摘んでは申し訳ない気になったのでしょうね。
精進料理でもタラの芽などは食べたいでしょうが・・・・

(夏目漱石 書)

(小川芋銭 絵)
一茶の木の芽を詠った句
★ 木々おの ~ 名乗り出たる木の芽哉
★ びんずるを一なでなでゝ木の芽哉
★ 木目吹て古びるものは住居哉
★ 茨の目も皆 ~ 人に喰れけり
★ 山里は猫が木目もほけ立ぬ
★ 折 ~ に猫が顔かく木の目哉
★ 藪の目や人がしらねば鹿が喰ふ
★ たらの芽のとげだらけでも喰ひけり
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