露の世のつゆの身ながらさりながら No.17
≪三愚集≫ No.17 露の世のつゆの身ながらさりながら(小林一茶)
おらが春に 「露の世は露の世ながらさりながら」 とある。
この句は一茶の長女(さと)が疱瘡(天然痘、おこり)にかかり亡くなった時に詠んだ句といわれています。
この世は露のようにはかないものだと知ってはいても、それでもやはりあきらめきれない。
そんな気持ちを句にしたものでしょう。
長女さとは一茶が56歳の時に生まれた子供でした。
それが1年後に亡くなったのです。そしてこの間のさととの愛と死をテーマにまとめた句集が「おらが春」です。

(夏目漱石 書)

(小川芋銭 絵)
★ 目出度さもちう位也おらが春
★ 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る
一茶の俳句の世界、いや確かに、難しい世界に足を踏み込んでしまったのかもしれない。
でも何かものの見方が変わってきそうな予感・・・・
おらが春に 「露の世は露の世ながらさりながら」 とある。
この句は一茶の長女(さと)が疱瘡(天然痘、おこり)にかかり亡くなった時に詠んだ句といわれています。
この世は露のようにはかないものだと知ってはいても、それでもやはりあきらめきれない。
そんな気持ちを句にしたものでしょう。
長女さとは一茶が56歳の時に生まれた子供でした。
それが1年後に亡くなったのです。そしてこの間のさととの愛と死をテーマにまとめた句集が「おらが春」です。

(夏目漱石 書)

(小川芋銭 絵)
★ 目出度さもちう位也おらが春
★ 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る
一茶の俳句の世界、いや確かに、難しい世界に足を踏み込んでしまったのかもしれない。
でも何かものの見方が変わってきそうな予感・・・・
コメント