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ダイダラボッチ(大人形)

 今年も石岡市井関・関川地区で厄除けにまちかどに飾られる大人形ことダイダラボッチ人形を見てきました。

江戸時代から続いていたものが途中でいったん途絶え、また4か所(代田、長者峰、古酒、梶和崎)で再開され続いてきましたが、昨年古酒(ふるさき)地区が取り止め、今年は梶和崎地区も取り止めになってしまいました。

それでも代田、長者峰地区の2か所で飾られていました。

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代田地区の大人形です。
飾られて1週間程でしたが、日が当たる場所なので杉の葉の先の一部がすでに茶色く変色していました。

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上の写真は8月16日の昼ごろに撮影したものです。
昨年作成されたものが、1年間このまちかどに置かれていたものです。
まだ原型を保っています。

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こちらは長者峰の大人形です。
頭や体を構成するの杉葉の量はかなり多く、青々としています。

置かれている場所が山の入り口の日陰部分にあり、直射日光が当たりませんので、葉の色の変色もあまり進まないようです。

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少し薄暗い場所にありますので、知らない人が通るときっとドキッとしますね。

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でも1年間この町を守り続けた大人形もこのような形になります。
これは昨年夏に飾られた人形で、今年取り換えられる前の最後の姿です。(8月16日昼ごろ)

新しい人形に取り換え、このお役御免になった人形は丁寧に燃やされます。


以前から何度も訪れていますが、この伝統もできるだけ続けてほしいものです。
地区も人が減り大変でしょうが・・・・・・・

過去の「ダイダラボッチの里」と題した記事は ⇒ こちら (20件あります)

ダイダラボッチの里 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/08/24 06:25
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