千葉の難読地名(59) 鹿渡
≪鹿渡 しかわたし≫ 四街道市

栗山村の南、鹿島川の支流小名木川左岸に位置する。
天文19年(1550)の妙見宮の遷宮に用いる木材を「しヽわたしのミや山にて切る」と記されている。
また、寛永2年(1625)の行状に「鹿渡之郷」とある。(平凡社 千葉県の地名)
「亥ケ鼻(獅子ガ鼻)砦址」がある。
地名由来は、「急な谷津を横切るけもの道の意」という。(角川 日本地名大辞典)
日本各地に「馬渡」「牛渡」地名があるが、それらの場所は川や海、湖などを牛、馬が渡る場所などに付けられた地名が多い。
<馬渡>
山形県鶴岡市羽黒町馬渡ノ内下 まわたりのうちしも
山形県鶴岡市馬渡 まわたり
茨城県ひたちなか市馬渡 まわたり
茨城県稲敷市上馬渡 かみまわたし
茨城県稲敷市下馬渡 しもまわたし
茨城県東茨城郡茨城町馬渡 うまわたり
千葉県佐倉市馬渡 まわたし
石川県輪島市門前町馬渡 まわたり
石川県珠洲市宝立町馬渡 まわたり
滋賀県長浜市湖北町馬渡 もうたり
兵庫県三田市馬渡 うまわたり
兵庫県加西市馬渡谷町 もおたにちょう
島根県松江市八束町馬渡 まわたし
福岡県大牟田市馬渡町 まわたりまち
佐賀県唐津市鎮西町馬渡島 まだらしま
長崎県諫早市馬渡町 まわたりまち
熊本県熊本市南区馬渡 まわたり
<牛渡>
福島県双葉郡浪江町牛渡 うしわた
茨城県かすみがうら市牛渡 うしわた
<鹿渡>
秋田県山本郡三種町鹿渡 かど
千葉県四街道市鹿渡 しかわたし
<その他>
長崎県平戸市猪渡谷町 いとやちょう
青森県三戸郡南部町虎渡 とらと
茨城県稲敷市戌渡 いぬわたり
茨城県東茨城郡茨城町駒渡 こまわたり
石川県鳳珠郡能登町駒渡 こまわたり
新潟県村上市鵜渡路 うのとろ
長崎県佐世保市鵜渡越町 うどごえちょう
熊本県熊本市中央区渡鹿 とろく
熊本県熊本市東区渡鹿 とろく
熊本県熊本市南区馬渡 とろく
静岡県菊川市猿渡 さるわたり
熊本県上益城郡山都町猿渡 さるわたり
大分県宇佐市猿渡 さるわたり
いろいろな地名がありますね。
昔、宮城県石巻の沖合いの島「金華山」に行ったことがありますが、島にたくさんの野生の猿と鹿が生息していておどろいたことがあります。
その鹿は半島から海を渡って来たといわれています。
鹿がかなり泳ぐ事は知られていますので、鹿が海を泳いだという事は十分考えられますが、猿もかなりの距離を泳いだのでしょうか?
そんな疑問のためか、江戸時代に、鹿が猿を背に載せて泳いで、海を渡る絵(俳人大場雄淵)が描かれました。
千葉の地名シリーズ最初から読むには ⇒ こちらから

栗山村の南、鹿島川の支流小名木川左岸に位置する。
天文19年(1550)の妙見宮の遷宮に用いる木材を「しヽわたしのミや山にて切る」と記されている。
また、寛永2年(1625)の行状に「鹿渡之郷」とある。(平凡社 千葉県の地名)
「亥ケ鼻(獅子ガ鼻)砦址」がある。
地名由来は、「急な谷津を横切るけもの道の意」という。(角川 日本地名大辞典)
日本各地に「馬渡」「牛渡」地名があるが、それらの場所は川や海、湖などを牛、馬が渡る場所などに付けられた地名が多い。
<馬渡>
山形県鶴岡市羽黒町馬渡ノ内下 まわたりのうちしも
山形県鶴岡市馬渡 まわたり
茨城県ひたちなか市馬渡 まわたり
茨城県稲敷市上馬渡 かみまわたし
茨城県稲敷市下馬渡 しもまわたし
茨城県東茨城郡茨城町馬渡 うまわたり
千葉県佐倉市馬渡 まわたし
石川県輪島市門前町馬渡 まわたり
石川県珠洲市宝立町馬渡 まわたり
滋賀県長浜市湖北町馬渡 もうたり
兵庫県三田市馬渡 うまわたり
兵庫県加西市馬渡谷町 もおたにちょう
島根県松江市八束町馬渡 まわたし
福岡県大牟田市馬渡町 まわたりまち
佐賀県唐津市鎮西町馬渡島 まだらしま
長崎県諫早市馬渡町 まわたりまち
熊本県熊本市南区馬渡 まわたり
<牛渡>
福島県双葉郡浪江町牛渡 うしわた
茨城県かすみがうら市牛渡 うしわた
<鹿渡>
秋田県山本郡三種町鹿渡 かど
千葉県四街道市鹿渡 しかわたし
<その他>
長崎県平戸市猪渡谷町 いとやちょう
青森県三戸郡南部町虎渡 とらと
茨城県稲敷市戌渡 いぬわたり
茨城県東茨城郡茨城町駒渡 こまわたり
石川県鳳珠郡能登町駒渡 こまわたり
新潟県村上市鵜渡路 うのとろ
長崎県佐世保市鵜渡越町 うどごえちょう
熊本県熊本市中央区渡鹿 とろく
熊本県熊本市東区渡鹿 とろく
熊本県熊本市南区馬渡 とろく
静岡県菊川市猿渡 さるわたり
熊本県上益城郡山都町猿渡 さるわたり
大分県宇佐市猿渡 さるわたり
いろいろな地名がありますね。
昔、宮城県石巻の沖合いの島「金華山」に行ったことがありますが、島にたくさんの野生の猿と鹿が生息していておどろいたことがあります。
その鹿は半島から海を渡って来たといわれています。
鹿がかなり泳ぐ事は知られていますので、鹿が海を泳いだという事は十分考えられますが、猿もかなりの距離を泳いだのでしょうか?
そんな疑問のためか、江戸時代に、鹿が猿を背に載せて泳いで、海を渡る絵(俳人大場雄淵)が描かれました。
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