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千葉の難読地名(60) 金束 打墨 (鴨川市)

≪金束  こづか≫ 鴨川市
≪打墨  うつつみ≫ 鴨川市


千葉難読地名60


≪金束  こづか≫ 鴨川市

加茂川上流の山間部に位置する。金塚とも書く。(角川 日本地名大辞典)
当村は、安房と上総の国境に位置し、江戸方面からの入口であった。
境の山を、安房国では金束峰といい、上総国では峯上(みねがみ)山といい、境の峠を「花立(はなたて)峠と称した。
(平凡社 千葉県の地名)
江戸初期から村名があった。

地名の由来については、川の上流であり、崩壊地を表す地形語ともいうが、金の束が埋まっているという埋蔵金(里見氏の)伝説もあるという。


≪打墨  うつつみ≫ 鴨川市

加茂川支流金山川中流左岸に位置する。
中世に打墨郷の名が見られるが、その範囲が明確ではない。

鎌倉時代の慶長5年(1253)の奥書に「長佐郷打墨」とあり、慶長2年(1597)の検地高目録に「打墨(うつづみ)村」と見える。

元禄年間に上打墨・中打墨・下打墨の三村に分村し、明治6年にまた三村は合併して「打墨村」となった。

地名は
・「うつ(空・虚)つみ(障)」で山ひだに囲まれた虚ろな地溝帯をさした。
・「うす(憂)・み(水)」の転訛で崩落しやすい崖のある川という意味。
などと書かれたものもあったが、あまり明快ではない。
またアイヌ語で【utsur ~の間】などもあるかも知れない。



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千葉の難読地名 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/07/14 06:15
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