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千葉の難読地名(66) 小浮 冬父 (成田市・旧下総町)

≪小浮  こぶけ≫ 成田市(旧下総町)
≪冬父  とぶ≫ 成田市(旧下総町)


千葉難読地名66


≪小浮  こぶけ≫ 成田市(旧下総町)

利根川下流右岸の平坦地に位置する。
寛文4年(1664)の目録に村名が見える。

千葉市にも「小深=こぶけ」という地名がある。
こちらの地名の由来は、深田・低湿地を意味する「ふけ」が谷地のため小さな「ふけ」となったことによる。(千葉市の町名考)(角川日本地名代辞典)となっています。

また、茨城県取手市に「小浮気=こぶけ」地名があります。
こちらの地名も湿地や沼地であった地形語と考えられており、沼地のような場所で、水面に水蒸気が漂い、雲がたなびいているような場所を呼んだ言葉だとされています。

他には、新潟県阿賀野市に、「小浮=こうけ」という地名もあります。

≪冬父  とぶ≫ 成田市(旧下総町)

下総台地北部の丘陵地に位置し、北方を利根川が流れる。
寛文4年(1664)の領地目録に村名が見える。
村内の浄土宗迎接寺(こうしょうじ)は古く、木造阿弥陀如来像など多くの県指定文化財がある。

「トブ」地名についてはあまり書かれたものがないが、山が崩れることを「トブ」というので、崩壊または侵食地形ではないかと考えられます。
元下総町。江戸期は冬父村。地名は山崩れのことを山がとぶという地方もあることから崩れ地という意味か。またアイヌ語で竹をトプということから、その転訛で竹の繁茂した地という意味か。


明治22年に周辺の10村が合併して、村内にある小御門神社に因み、「小御門村(こみかどむら)」が発足した。
大字名として残った。


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千葉の難読地名 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/07/17 13:22
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