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息栖神社をコロナ退散祈願に立ち寄る

 今年のお盆はいつもとはやはり違います。
私は東京多摩地区に実家がありますが、父も母も既に亡くなり、行く機会も年に1~2回になりました。
今年の夏もお寺さんの法要がある予定でしたが、コロナウイルスの影響で、各家庭を廻る事が取り止めになりました。

そのため、15日に私達夫婦のみで所沢の多摩湖に近い霊園に墓参りに行ってきました。
裏手の方はトトロの森などとも呼ばれる緑豊かな場所です。

高速を使って片道2時間ほどでした。

コロナが収束するまで、しばらくはあまり人との接触は避けていきます。
孫に会うのもう少し先になりそうです。

17日は銚子に仕事で出かけましたが、途中、東国三社の一つ「息栖神社」に参拝しておこうと立ち寄りました。

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やはり、すでに参拝客は数組来ていました。
あたりは静かでミンミン蝉の声が聞こえてきました。
紅い門が緑に映えます。

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手水舎もコロナ対策がされ、柄杓はなしで、竹の筒で水が分配され、常に流れています。
冷たくて気持ちの良い水で、暑いときにはとても気持が引き締まります。

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拝殿で、コロナの早い終焉を祈願。

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境内には笠間時朝(藤原時朝:笠間氏初代)の句碑があります。

「鹿島潟沖洲の森のほととぎす船をとめてぞ初音ききつる」
(鹿島詣での途中でこの近くに船を停めて、船中で詠んだとされる和歌)

その他芭蕉の句碑などもありますが、茨城人としてはこの時朝の和歌も訪ねて欲しいものです。
多くの方はここに笠間時朝の歌碑がある事を知らないようです。
時朝は京都の三十三間堂に寄進者の分る仏像(千手観音像)として唯一名前が残されています。


近況 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2020/08/18 10:56
コメント
ご母堂さまもお亡くなりになられていたんですね。
大変遅くなりましたがお悔やみ申し上げます。
気になりながらもブロくには時々しかお邪魔できずご無沙汰しておりまして
失礼いたしましたことお詫び申し上げます。

コロナ禍に猛暑続きと大変な夏になっております。
お自愛の上、ご活躍くださいますようお願い申し上げます。

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