まほらの里案内2020(3)-長楽寺へ
江戸時代に平田 篤胤(ひらた あつたね)は市中に現れた天狗にさらわれて数年後に戻ったという寅吉少年の話を「仙境異聞」にまとめている。
その書物の中に寅吉が天狗に連れていかれたのが常陸国の岩間山(現・愛宕山)であり、ここには13天狗がおり、その最後の13番目に加わったのが長楽寺(真言宗の僧侶と言われる)だという。
この長楽寺が母親と共に住んでいた龍名(旧狢内)にある無住の寺「長楽寺」へ行った。
ここには、この天狗の話が残っている。
今は無住の寺であるが、テレビや映画のロケ地としてよく使われている。
NHKの篤姫ではこの寺の前で剣術稽古をしているし、映画座頭市(北野タケシ監督)ではお堂の中で賭博シーンが撮られた。

やはりここはすばらしい。
この寺の光と影が織りなす景色が大好きだ。
私のブログのプロフィール写真にも昔から使っている。
木々に囲まれており、真上がぽっかりと開いていて太陽の光がスポットライトのように堂を浮かび上がらせる。

愛宕山の最後の天狗になったため、地元では宴席などで一人遅れると「長楽寺がまだいない」などと言っていたともいう。
(次へ続く)
最初から読むには ⇒ こちらから
その書物の中に寅吉が天狗に連れていかれたのが常陸国の岩間山(現・愛宕山)であり、ここには13天狗がおり、その最後の13番目に加わったのが長楽寺(真言宗の僧侶と言われる)だという。
この長楽寺が母親と共に住んでいた龍名(旧狢内)にある無住の寺「長楽寺」へ行った。
ここには、この天狗の話が残っている。
今は無住の寺であるが、テレビや映画のロケ地としてよく使われている。
NHKの篤姫ではこの寺の前で剣術稽古をしているし、映画座頭市(北野タケシ監督)ではお堂の中で賭博シーンが撮られた。

やはりここはすばらしい。
この寺の光と影が織りなす景色が大好きだ。
私のブログのプロフィール写真にも昔から使っている。
木々に囲まれており、真上がぽっかりと開いていて太陽の光がスポットライトのように堂を浮かび上がらせる。

愛宕山の最後の天狗になったため、地元では宴席などで一人遅れると「長楽寺がまだいない」などと言っていたともいう。
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