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タバッコ峠を越えて・・・

 常陸大宮市の旧美和町高部(たかぶ)から、大子町(袋田)方面に出るときに越える峠がある。
日本にも数少ないカタカナの名前の付いた峠名で「タバッコ峠」という。
(他にカタカナの峠名には、ヤビツ峠がある)

鷲子(とりのこ)の信号を「みわ道の駅北斗星」とは反対方向の右に進むと、旧宿場町の面影の残る「高部(たかぶ)」の街並みがあるが、その手前を左の山側へ進む。

真っ直ぐ気持ちの良い山あいの田舎道を進むと少し狭い山の登り道が始まる。

ここを登ったところが「タバッコ峠」だ。
峠には峠の名前の標識はない。

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登りきった峠は、最近舗装されて道幅も広がりきれいになった。

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峠を下る場所に「大子町」の標識がある。
反対側には「常陸大宮」とあるのだろう。

この下り道は結構長くくねくねと山あいを下っていく。
まあ余り車も来ないが、対向車が来てもそれほど困るようなことはない。

部落が点々と現れるようになると「栃原」の文字が現われる。
むかし、佐竹の隠れ金山などとも言われていた栃原部落だ。

みなこの山あいの部落は林業や畑で野菜などを作ったりしているが、庭には競うように花を植えたりしていてきれいだ。

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また細長くこの道路沿い(脇に川が流れている)に集落が点々と細長く続いていて、目の前の奥には遠くの山(男体山など)が段々大きくなっていく。

この山を眺めながら下っていく光景は、もう何度となく訪れているが私の好きな光景でもある。

袋田の滝は凍っているのだろうか?
もう大分解けてしまったのだろうか?

まあ、時間もないので今回も立ち寄る事はしないが、冬場はいつも頭に浮かぶ。

石岡から片道2時間半くらい。
途中にところどころで写真を撮って思い出に残す。
この山あいの原風景も残しておかねばならないのだろう。

また来るときは天気の良い時間に余裕があるときに来たいと思う。

鷲子・美和・高部 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/02/21 06:40
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