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往く言葉が美しければ

5月の連休もどこも行かず、ひたすらステイホームで過ごしました。

 私の所属している「ふるさと風の会」の機関紙がこの5月で満十五年を迎えます。
毎月会報を発行していますが、今回が第180号です。

2年前に会の創始者で、主査をつとめておられた脚本家の白井先生がお亡くなりになり、会の存続の危機となりました。
それでも、残った会員で何とか15年を迎えられたのは嬉しいことです。

会報の編集も先生から引き継いだのですが、毎月の原稿も〆切には間に合わないことも多々あり、またパソコンなどが苦手で手書き原稿もあるため、最後にしわ寄せがこちらに来てしまいます。

自分の原稿を作ったりパソコンで打ったりするのは苦ではないのですが、他人の原稿をパソコンで入力するのはやはり苦手です。

そこで、つい「原稿は何時になるの?」などと電話してしまう。

どうもその口調が責めているようになってしまっているのかもしれない。

その点、白井先生はいつも穏やかであったように思う。

先日も、遅れたことで、わざわざお菓子を持ってタクシーまで使って、来てくれた。

本当に申し訳ない。

「往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい」

これはブログで、昔ある人に教えてもらった言葉だが、この精神が私にはまだ備わっていないように感じてしまった。

まだまだ私は人間ができていないようだ。

この会も200号(再来年の1月)まではボランティア精神と、上の言葉を思い出しながら続けたいと思う。

今回の会報は5月8日(土)に印刷・製本の予定だ。

P4290003s_20210506111324f94.jpg

(連休前に田植えが終った田んぼにて・・・・水郷・加藤洲(香取市)付近にて 4/29 撮影)



近況 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2021/05/06 11:19
コメント
No title
ボランティアだとはいえ、それなりの使命感を持って活動をされているのだと思います。厳しい言葉が出るというのは責任感の表れです。私はその世界(ビジネス)から離れて四年になりますが、まさに精神は弛み切っております。やりたい時に時間をかけてやるだけの生活ですから。しかし、その中でも先代の代表をやっておられた先生は度量のある言葉を発せられています。人間ができていますね。
kincyanさん
コメントありがとうございます。
このブログも10年以上たちました。
始めた頃は庭園後どのように過ごそうか?などとまだ考えながら過ごしておりましたが、
マンネリにもなり始め、最近はこうして一緒に集まっていた先輩が先立たれたりして少しだけ考える方向も変わってきました。
他にいろいろなことができる人がいないグループなので、自分がやるしかないなどという責任感ももちろんあり続けています。
今はこの会の200回まであと20か月をまとめるまではと・・・。
でも私もこの会を利用していることもあります。
本を出したり、書店に並べたり、図書館に蔵書として残しておくように動いたりするのに役立ちます。
この先の自分の生き方を少し考えることもあります。
これからもよろしくお願いします。
敬意と御祝詞を
満15年ですか! 常人にな困難な根気を維持して内容の充実した記事と文章を創りつづけたことに敬意を表し、お祝い申し上げます。

小生がコメントさせて頂いていたのはいつ頃のことだったか遠い思い出のようになりました。石岡にももう2年以上訪れておらず、その点でも意識が薄れていたのかもしれません。

風の会の記事もブログの記事同様Romanさんのを興味深く拝見していました。芸術領域よりも歴史や地理に興味があるせいかもしれませんが、広く深い探究、それも私の居た土地のことで心に響くものがありました。Romanさんが自分の心の赴くままに出来ることがありそれが価値を生んでいるのを思って再度敬意を表させていただきます。


Re: 敬意と御祝詞を
忠顕 様 

コメントありがとうございます。
お元気でしたか? 2~3年ぶりでしょうか。
私のほうは相変わらずでしたが、コロナもあり史跡巡りなどの活動はあまりしていません。
ふるさと風の会も途中からの参加なので私はまだ10年ほどです。
こういう集まりもやはり指導する中心者がいないとむずかしいですね。
とりあえずあと20か月を目標に、自分のモチベーションを維持していければと思ったりしています。
また時々ブログにお越しください。

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