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西金砂神社の木鼻

 毎日暑い日が続いています。
オリンピックは早く終ってくれないかと思っているのですが、これを言うと必ず家内から反対がきます。
我が家は何とか2人とも7月中にワクチン接種を2回とも終え、少し安堵しています。
でも思い道理には外出も控えています。

しかし、ブログの更新も結構間隔があいてしまい、少しずつ又記事をUPしていきたいと思います。

今回は、茨城県北部の佐竹氏の本拠地であった場所を訪ねた時立ち寄った「西金砂神社」に面白いものがありましたので紹介します。
西金砂(にしかなさ)神社は山のかなり深い場所にあり、今迄行く機会はありませんでした。
しかし、佐竹氏が危機に成るたびに3度にわたって立て籠もった金砂山にある神社で、かなり古い歴史を持ちます。

確かに結構険しい山の上に本殿があり、その少し下に拝殿などがあります。
道も常陸太田側からは車でも行きやすく、山方側からは道が狭くなっていて車のすれ違いも危ない山道が続きます。

この神社は下の東金砂神社との間でみこしなどの渡御を行う大祭礼が73年に1度行われて来ました。
前回は平成15年に17回目の大祭礼が行われました。
また7年ごとに小祭礼も実施されています。

今回紹介するのは神社の拝殿床下に並べられていたたくさんの獅子像です。
これは木造で、神社の木鼻として飾りに作られたもののようです。

恐らく今までの拝殿の改築の時に昔のものを残されたものだと思います。
かなり大きくて立派なものです。
ただ、木鼻を製作する習慣は鎌倉時代以降のようです。

P7170338s.jpg

拝殿の床下にずらりと並べられた木鼻の獅子像はかなり迫力がありました。

P7170330s.jpg

拝殿の全景です。
下の駐車場からは急な苔むした石段を100段ほど登ります。

P7170331s.jpg

拝殿の床下に9体くらい獅子像がこちらをうかがうように並んでいました。
全て木造の獅子像です。

P7170337s.jpg

三猿の像もおかれていました。
かなり可愛いですね。



常陸大宮・太田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/08/03 13:02
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