今日の一枚(コンピュータ)

この像はかすみがうら市志筑にある本堂家の菩提寺「長興寺」に置かれている五百羅漢の一つだ。
まさに好々爺(こうこうや)的な顔が好きだ。
私は小学生時代からどちらかというと理系の科目が好きで、暗記科目などは苦手であった。
大学も理系であり、就職しても大型機械の設計などを手掛けてきたのでまったく文系には興味もなかった。
また、電卓も桁数が大きいメモリ付きのものなどは結構高かった.
大学の卒論の計算でメモリ月の電卓を買ったが、今のノートパソコン位の値段がした(10万円位)。
企業もどちらかといえば、大型コンピュータは経理などの財務管理に使用しており、コボル言語が中心であり、専属のキーパンチャーなどがたくさんいて、技術系がコンニュータを使える時間は夜か休日に限られていた。
そんなためもあり休日は出勤せざるを得ない時代でもあったし、サービス残業など苦にもせずやってきた。
まあこれも戦後ベビーブームに生まれた日本人の宿命だったのだろう。
受験競争で明け暮れていたような・・・、
長く遅くまで仕事をしていれば頑張っていると上司に評価してもらえるなんて考えていた馬鹿な時代であったと思う。
また大型コンピュータにカードを大量に読み込ませて入力せねばならず、一度ループにはまり込むとその間違いを見つけるのも苦労した。
一般の計算はオリベッティの計算機で作られたプログラムカードを使って計算するのが一般的だった。
それがパーソナルコンピュータ(パソコン)が到来すると時代は一変した。
手書き原稿を女性がワープロ入力なんてことは全く必要なくなり、自らがパソコンで作成したり、計算したりする事は当たり前になった。ただ、ここでも使える人間と今まで通りにしたい人間の差が現れた。
表計算プログラムも最初はロータス123が天下をとるかと思われたが、EXCELに取って代わられた。
わたしがEXCELを使い始めたのはまだロ-タスが主流の時で、パソコンもNEC9800のノートPCを買って、毎日会社へ持ち歩いた。
EXCELもまだEXCEL4、5くらいの時で、プログラム機能も独特のEXCEL用の言語であった。
必要に駆られてこのプログラム(マクロ)言語を覚え、会社でも当時の先端を走っていた。
設計の計算や、過去のデータの蓄積、その利用などに大いに活躍したと思っているが、これも独りよがりかもしれない。
これもWindowsが出来て、マクロもVBA(Visial Basic Appliation)に変り、このマクロへの変換もかなり時間を要した。
また、その後にEXCEL2012までとその後のEXCELで大きな変化があり、この十年対応に追われることにもなった。
まあ、困ったものだが、退職後の今でも仕事をさせていただけているところもあり、役に立っているのだからまあ良かったのだろう。
最近、最後のご奉公にマニュアル的なものをどこかにまとめて掲載しておきたいと思うようになった。
また、別なブログを立ち上げようとも思うが、どうなることやら・・・・
海外取引のある企業などでは、昔は海外との連絡はテレックスが主体だった。
今ではこれを知っておられる方は少なくなったと思うが、当時は手書きで電文(英語)を書いて、担当の女性に打っていただいていた。まあ電報のような仕組みだ。
その後FAXが出来、直接電話で手書きでも何でも送れるようになった。
私がまだ学生の頃に始めてFAXを開発している工場を見学した事があったが、あっという間に家庭にも広がった。
しかし、パソコンが普及しメールが普及するとこのFAXはどんどん後退して、企業においては必要な機器とはいえなくなった。
でも、私の地元の自治体などにかかわりを持つと、FAXはまだ立派に活躍していて、家のFAXもなかなか捨て去る事ができない。
市役所とのかかわりで、連絡はメールで連絡を欲しいと頼んだが、しばらくは郵便とFAXで続いた。
どう仕事での連絡にパソコンメールはあまり一般家庭には広がっていないうちに、携帯やスマホのメール機能が増え、ラインなどの連絡機能が使われ始めたためだろう。
これからどうなっていくのかは分らない。
年をとってくると新しいことにはチャレンジするにもあまり意欲も興味もわかなくなる。
困ったものだ。
好々爺で、今後も仲良くやって行く事にしよう。
定年の頃から、歴史や地域おこしなどに興味をもって始めたこのブログも11年を超え、記事も3500件を超えた。
ネタも尽き始めたので、これからどうするか・・・・。
先を考えていかなければならないだろう。
年令もやはり気になりますね。
Kincyanさんは確か5年くらい若かったでしょうか。
似たような経歴で、銀座アスター?食事記事なども読みましたが、我が学校の仲間とは今年も集まりを中止してしまいました。
毎年2回会っていたのですが、来年はどうなりますか。
そんなに6~7人と大人数ではないのですが、安居酒屋が多いので、密集は避けられないのです。
この年になると少しずつ仲間の病気の話しなども聞こえてきたりしますので、いつまで健康寿命が保てるかを少し真面目に考えなければいけないですね。
車に乗ってばかりでもう少し歩かないといけないです。
情けないやら・・・・
がんばります。