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無味乾燥の道路もチガヤの白い穂に癒され・・・

 田植えが終わりもうすぐ梅雨となる。
月数回は銚子まで行っているのだが、そのルートはいくつかある。

最初の頃は霞ケ浦南部沿岸を国道125号線などで走り、阿見町、美浦村や稲敷なども散策しながら道中の楽しみとしていた。
まあ、それに飽きると、今度は時間短縮もあり、利根川と常陸利根川に挟まれた中洲土手を走っていた。
しかし、これも車はすいているが、速度制限がかなり厳しく、時々警察のスピード取り締まりが行われていた。

そして、最近は霞ケ浦北岸、国道355号線から牛堀、潮来を通って、神栖を走るケースが増えた。
理由は時間が最もかからないせいでもある。

しかし、地域を散策するというテーマも持っているのだが、この神栖地区も鹿島コンビナートと隣接していて、道路がどんどん良くなり、片側3車線から2車線の道が続き、信号も最近システムが良くなったと見え、一定速度で走っていれば、止まることも少なくなった。

でもやはりこれも毎回となれば味気ない。
辺りの街の雰囲気を楽しんだり、古い遺跡などを見つけるというにはあまり向いていない。

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潮来の方から神栖地区に入ると、すぐ鹿島方面からの道と合流し、町のシンボルともいえる「鹿島セントラルホテル」がある。
昔東京の方から鹿島コンビナートに仕事で来ることもあったが、東京駅からバスでこのホテルまで来て、ここからタクシーに乗った。
懐かしい所だ。

さてここから片側3車線道路がしばらく続くが、トラックも多く、ここでの運転はあまり好きにはなれない。
小さな車だと、雨の日などはトラックの横は走りたくない。

そんな中で、この梅雨空でも上下の車線の間にある分離帯に「チャガヤ」の白い穂がキラキラと輝いていたりするとなんだか気持ちもほっとして楽になる。

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この分離帯も最近コンクリートでおおわれてしまうところが増えてきたが、一面にチガヤの白や、キバナコスモスの黄などの彩も残してほしいと思う。
昔はチガヤの穂は食用としても利用されたことがあるそうだが、私は食べたことは無い。



近況 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2022/06/01 14:00
コメント
そうですか、チガヤを食べたんですね。私も走っていて路傍のチガヤに心をいやされる事があります。日に輝き美しい。道はすっかり車に適したものになりましたが、自転車にとっても移動に便利。まあ、大抵一本裏側の旧道を走ることにしていますが。
こんにちは
食用という事ではありませんが、子供の頃おやつ代わりに1~2本食べた事が何度かあります。
このように白い穂になったものではなく、鞘にくるまれた若い穂ですね。
薄っすらとした味があったと思いますが、遠い記憶の彼方ですね。
kincyanさん
この白い穂も風になびいて日が当たるときれいですね。なぜか毎年同じところに群生します。チガヤが食べられたといっても食用とは違って、若い穂の部分を昔は噛んだことがあるという話しは私より年齢の高そうな方からは時々聞きます。
私も裏道を1度は走りますが、毎回は車ですのでメイン道路を走ります。自転車なら裏道や土手道などの方がいいのでしょうね。
やませみ様
コメントありがとうございます。
貴重なお話ありがとうございます。
やはりもっと若い芽の時なのですね。
こんなに白くなったらもう食べられないでしょうね。
No title
チガヤは食べないで、ガムのように噛んで捨てていました。子どもだから草むらを覗いて、穂を包んでぷっくりふくれたチガヤを見つけるのが宝探しのようで、食べるより楽しみでした。
昔は家畜の餌にするために、みんなが道端の草をマメに刈っていたので、チガヤもそうたくさん見つけられるものではありませんでした。
春さま
春さま、お久しぶりです。
前にお話ししていた?殺風景な道に白い穂がゆらゆら揺れこの時期になんか癒される。
食べられるとは聞いていましたが、やはり若い穂を噛む程度だったのでしょうね。
コメントありがとうございます。

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