霞ヶ浦のアサザは何処に消えた?
霞ヶ浦沿岸の多くの場所で、可憐な花「アサザ」の花が見られなくなりもう数年が経つ。
霞ヶ浦護岸工事が行われ、全体に堤防がかさ上げされ、水害の被害はおおむね無くなった。
しかし、利根川と合流する場所の設けられた逆水門は、霞ヶ浦側の水位が高くなければ開かないので、利根川、海からの水の流入はない。
霞ヶ浦は昔、気水湖であったが、今では完全な淡水湖になった。
その種様々な生き物の生態が変った。
そして湖岸整備後に、この霞ヶ浦の水位を少し上げた。
理由は東京など首都圏の水がめの貯水量を増やすためだ。
今年のヨーロッパなどの渇水状況を見れば、東京もこのようにならないとも限らない。
また、その時に各種工場などの産業用水も心配だというわけだ。
しかし、この水位上昇の影で、霞ヶ浦沿岸に生息していた「アサザ」という植物がほぼ全滅した。
陸に設けた水槽などで、民間の保護団体などがアサザを保護して、また生態系が確保されるときが来るのを待っているようだが・・・・。
毎年夏の終わりになると、麻生港の近くに行ったときには必ずこの港近くのアサザ保護エリアを覗いてみている。
波に弱いので、ここでは周りを囲って保護してきた。

麻生港の隣のこの場所。
水面は波が無く、穏やかである。
8月~9月に一面に昔は黄色の小さな可愛らしいアサザの花が一面に咲いていたが・・・・・

先日訪れてみたが、それらしき姿は見えなかった。
昨年も、一昨年も・・・・ 残念だ。

麻生港は比較的小さな港。
こんな船溜りがあるだけだ。


港には白鷺、黒鷺などが優雅に飛んでいたり、護岸にのんびりと羽を休めていたりする。

上の写真と下の写真は、同じ麻生港脇での、2017年8月末のアサザの群生写真です。

翌、2018年もアサザの花は見られましたが、その後ここでの花の確認は出来ていません。
いつかまたこんな風景が復活してくれる事を願っています。
霞ヶ浦護岸工事が行われ、全体に堤防がかさ上げされ、水害の被害はおおむね無くなった。
しかし、利根川と合流する場所の設けられた逆水門は、霞ヶ浦側の水位が高くなければ開かないので、利根川、海からの水の流入はない。
霞ヶ浦は昔、気水湖であったが、今では完全な淡水湖になった。
その種様々な生き物の生態が変った。
そして湖岸整備後に、この霞ヶ浦の水位を少し上げた。
理由は東京など首都圏の水がめの貯水量を増やすためだ。
今年のヨーロッパなどの渇水状況を見れば、東京もこのようにならないとも限らない。
また、その時に各種工場などの産業用水も心配だというわけだ。
しかし、この水位上昇の影で、霞ヶ浦沿岸に生息していた「アサザ」という植物がほぼ全滅した。
陸に設けた水槽などで、民間の保護団体などがアサザを保護して、また生態系が確保されるときが来るのを待っているようだが・・・・。
毎年夏の終わりになると、麻生港の近くに行ったときには必ずこの港近くのアサザ保護エリアを覗いてみている。
波に弱いので、ここでは周りを囲って保護してきた。

麻生港の隣のこの場所。
水面は波が無く、穏やかである。
8月~9月に一面に昔は黄色の小さな可愛らしいアサザの花が一面に咲いていたが・・・・・

先日訪れてみたが、それらしき姿は見えなかった。
昨年も、一昨年も・・・・ 残念だ。

麻生港は比較的小さな港。
こんな船溜りがあるだけだ。


港には白鷺、黒鷺などが優雅に飛んでいたり、護岸にのんびりと羽を休めていたりする。

上の写真と下の写真は、同じ麻生港脇での、2017年8月末のアサザの群生写真です。

翌、2018年もアサザの花は見られましたが、その後ここでの花の確認は出来ていません。
いつかまたこんな風景が復活してくれる事を願っています。
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