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岩間山の天狗伝説3

 岩間山(愛宕山)に伝わる寅吉少年の天狗伝説。
江戸時代に平田篤胤が書いた「仙境異聞」に載っている。

この少年の晩年は子孫が、銚子で薬草湯の銭湯を開いたと伝えられ、この銭湯の場所を3年半前に調べ、紀行文を書いた。
 「天狗湯を探せ」 ⇒ こちら

このときはこんな素敵な話しに仕上るとは思っていなかった。
まったく緩やかな天狗湯探しで、銚子の町を理解する大きな助けともなった。
それから3年、これが音楽アニメとなって1話、2話とでき、とうとう3話が完成となったという。

その発表会が昨日(9/24)岩間の「体験学習館」という分校跡で開かれ、聞きに行って来ました。

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今回は平田篤胤が書いた話しの続きで、実際に寅吉とその子孫がどのように暮らしていたのかを調査した内容となっています。
千葉県笹川(東庄町)で、薬草を使って病気治療や、諏訪大神で神職などもしていたという寅吉(後の名前を石井嘉津間)は、銚子の富豪西広重源さんの娘の病気を治したことから、銚子に移ることとなり、銚子で「天狗湯(二神湯)という薬草の銭湯を開いたという。
詳細は天狗湯を探せの記事を読めば分ります。

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江戸末期の1859年銚子で嘉津間(寅吉)は妻や息子に銭湯をして行く事を伝え、天狗界へ旅立ちました。
今も天狗界で修行を続け、200年後に大天狗になって姿を表わすかもしれませんね。

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今回のアニメやお話しに参加してくださった皆さんです。
いろいろ有難うございました。
これが更に大きな話題となって広がってくれたら嬉しいですね。

本日9/25(日)夜6:00から友部のトモアで講演があります。
もし参加してみたい方はトモア(0296-71-6637)へ連絡してみてください。

なお、1回目、2回目のアニメは
ホントにあった天狗のはなし1~寅吉物語~ YouTube ⇒ こちら
ホントにあった天狗のはなし2 ⇒ こちら

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天狗湯を探せ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/25 13:21
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