東庄町散策(7) 東大社(その3) 芭蕉句碑
東大社(東大神)の幾つかの気になる物などを何回かに分けて紹介しています。
今回は境内にあった芭蕉の句碑です。

この碑がおかれている場所は、県道側から神社へ入る横道の入口です。
結構大きな石碑です。

ここに書かれている説明によれば、ここから50mほど離れた場所にあったのをここに移したのだという。
昔、道がもっと狭かったり無かったので、神社境内を人馬往来の通行使っていたが、境内が道では困るためにこの句碑を立てたらしい。
◎ 野を横に 馬牽(うまひき)むけよ ほととぎす
芭蕉が奥の細道の途中、那須野で、殺生石へ行くために馬に乗り向かっていた。
その時に、その馬の口をとる馬子に「一句詠んでくれ」と頼まれた。
馬引きはあまり学も無く、このような依頼があった事に驚いた芭蕉が即興的に詠んだとされる俳句だそうだ。
意味は
「(馬に乗って)野原を横切っているとホトトギスの鳴き声が聞こえる。(さあ馬引きさんよ)馬を鳴き声の方に向けてくれよ」
ということのようだ。
その句がこのあたりに置かれていたということは、周囲に俳句を理解する人たちが大勢いたのだろう。
なんとも優雅ではないか。

さて、ここから境内に入ると、正面奥に神社の拝殿があります。拝殿横に出るのです。
その拝殿の手前左側に古びた倉庫のような建屋があります。

この建物の入口に少し変った俵のようなものが置かれています。
米蔵であったのかととも考えましたが、どうやらこれはこの神社で秋に行われるやぶさめ(流鏑馬)神事に関係していそうです。

この建屋と、拝殿・本殿との間の通路で、弓道大会などもあるようです。
このように砂が高く積まれており、この砂の真ん中にまあるい的をおいて、弓道大会が行われるようです。
すると、さっきの小屋の前にあった俵のような藁でできたものは、昔の弓道の的に使うような気がします。
この小屋は球技用の道具などがしまわれているのかもしれません。
やぶさめ祭り(神事)は、馬に乗って的を射るということは今はやっておらず、先の丸い矢で、人が手で持って立てた幾つかの的へ下から止まった状態で矢を射るのです。
飛んで行った矢が当らなければ遠くに飛んでいってしまいますが、子供達が競争で拾います。
拾うことが出来ればきっと無病息災でご利益があるのでしょう。
今回は境内にあった芭蕉の句碑です。

この碑がおかれている場所は、県道側から神社へ入る横道の入口です。
結構大きな石碑です。

ここに書かれている説明によれば、ここから50mほど離れた場所にあったのをここに移したのだという。
昔、道がもっと狭かったり無かったので、神社境内を人馬往来の通行使っていたが、境内が道では困るためにこの句碑を立てたらしい。
◎ 野を横に 馬牽(うまひき)むけよ ほととぎす
芭蕉が奥の細道の途中、那須野で、殺生石へ行くために馬に乗り向かっていた。
その時に、その馬の口をとる馬子に「一句詠んでくれ」と頼まれた。
馬引きはあまり学も無く、このような依頼があった事に驚いた芭蕉が即興的に詠んだとされる俳句だそうだ。
意味は
「(馬に乗って)野原を横切っているとホトトギスの鳴き声が聞こえる。(さあ馬引きさんよ)馬を鳴き声の方に向けてくれよ」
ということのようだ。
その句がこのあたりに置かれていたということは、周囲に俳句を理解する人たちが大勢いたのだろう。
なんとも優雅ではないか。

さて、ここから境内に入ると、正面奥に神社の拝殿があります。拝殿横に出るのです。
その拝殿の手前左側に古びた倉庫のような建屋があります。

この建物の入口に少し変った俵のようなものが置かれています。
米蔵であったのかととも考えましたが、どうやらこれはこの神社で秋に行われるやぶさめ(流鏑馬)神事に関係していそうです。

この建屋と、拝殿・本殿との間の通路で、弓道大会などもあるようです。
このように砂が高く積まれており、この砂の真ん中にまあるい的をおいて、弓道大会が行われるようです。
すると、さっきの小屋の前にあった俵のような藁でできたものは、昔の弓道の的に使うような気がします。
この小屋は球技用の道具などがしまわれているのかもしれません。
やぶさめ祭り(神事)は、馬に乗って的を射るということは今はやっておらず、先の丸い矢で、人が手で持って立てた幾つかの的へ下から止まった状態で矢を射るのです。
飛んで行った矢が当らなければ遠くに飛んでいってしまいますが、子供達が競争で拾います。
拾うことが出来ればきっと無病息災でご利益があるのでしょう。
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