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霞ヶ浦も波高し

 今年も残り少なくなって来ました。

先週金曜日に、また銚子まで出かけました。
その前夜は雨が降りましたが、当日は晴れ上がって透き通った冬の青空が広がっていました。

しかし、時々強い風も吹いていました。
こんなときの霞ヶ浦は結構波が高いのです。

途中、麻生の天王崎へ立ち寄ってみました。
ここは霞ヶ浦に少し突き出した岬となっていて筑波山も良く見える場所です。

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やはり、風が強いと、大きく波立った湖面が見え、岸辺のコンクリートには水飛沫が叩きつけられていました。
穏やかなときは優しい表情を見せるこの湖も、風が強い日は少し怖い表情になります。

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こんな波の高い日でも、鳥たちが湖面に止まり、波に揺られていました。

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筑波山も遠くにかすんでいます。
昔、「香澄の里」と呼ばれたのはこのあたりなのでしょうか。
天王崎という名前も、ここの天王社(牛頭天皇)が有ったからでしょう。
今は廃仏毀釈で、天王社の名前は消え、スサノオなどを祀る神社となっています。
でも祭礼では馬を引き連れて、各家などを回っています。

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上の写真は少し望遠で拡大したのですが、手前の波も一緒の方が距離感が出ますね。
筑波山の麓辺りを「ニイバリの洲」と呼んだとすれば、古代の人は、あそこにどんな世界を想像したのでしょうか?

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強い風の中でも鳥たちが渡って行きます。
元気ですね。

このあと、茨城の東南端の波崎から銚子大橋を渡って、銚子へ昼前に渡ったのですが、橋の上はかなり風が強く、時々私の小さな車もフラフラ・・・
危険なほどでは有りませんでしたが、しっかりハンドルを握っていました。
風は陸側から海側に向かって、ビュー、ビュー、ビューという感じで強弱を繰り返して吹き付けていました。

まだ来年も銚子に行く事になりそうです。
さて、今度は何処を散策しようかな。

霞ケ浦の自然 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/12/27 14:22
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