カーナビと地域探索
先日私の歴史ホームページ「1300年の歴史の里<石岡ロマン紀行>」のアドレスに読者の方からメールをいただいた。
内容はホームページを見て、
「散策が好きで、興味深く読まさせていただきました。地図で正確な位置(緯度経度)がわかればいいのですが、なかなか土地感が無い者には行き着くのは難儀です。・・・・」
さて、私も歴史の紹介のサイトなどで地名や住所などを大雑把につかみ、地図をみて探しに行くのだが、これがなかなか探せないことも多い。
場所を探して3回・4回と足を運ぶことも多い。
しかし、カーナビは使っていない。古臭いので使いきれないということもあるが、カーナビにはそこにたどり着くまでの楽しみや道を間違った時に、その近辺を散策したりする楽しみがない。
偶然に見つけた小さな神社、道標、昔からある家々の佇まい、野に咲く花、違った景色などたくさんの楽しみを得られる場合が多い。
もちろんこの意見には反論は沢山あると思うが、遠いところを散策するなら時間もないが、近くなら何回もいけるのでこれもまた楽しみなのである。
しかし、遠くの地からこの歴史の里を訪ねていただくには案内も少ないし、せっかく来ていただいて迷ってしまうのはまた申し訳ない。
そこでこれからは、できるだけ地図情報も載せていきたいと思っている。
カーナビを頼りに行く場所が特定されるのは便利を得ているが、地図を見て探す楽しみも奪ってしまう。
鉄道マニアが時刻表で旅をしたような気分になれるのも似たようなものだと思う。
私は旅の楽しみは団体旅行にガイド付という形態はあまり好きでない。
いわゆるコンビニの便利さ追求と同じで便利だけれど、なにか表面的な面ばかりしか見えないように思う。
当然便利で、安上がりで知らない事もガイドが説明してくれ、感心することもあると思うのだが・・・・。
人の好みはそれぞれの立場で違って当然なので、この考えを人に押し付けようとは思わない。
沖縄を仕事で訪れ、帰りに半日以上時間があったので、南部を駆け足でまわった。
観光地に行ったのに、見えてきたものはそこに残された終戦の時の爪痕であった。
インドネシアでは戦後日本の賠償で建設されたホテルに行き、現地での日本に対する現地の人の気持ちの一部が見えた。
韓国、中国では裏に隠された日本人に対する目線も感じた。
イタリア、エジプトなどでは歴史的な遺産を大切に今も守っている人々がいた。
国内も同じで、旅はノンビリとその地を歩くのが良い。
しかし最近は車でまわってしまうので反省も多いが・・・。
観光団体旅行ではなかなか得られない気持ちになることも多い。
何処に行っても一人で散策すると、そこには歴史書や観光案内書などには書かれていない風が流れている。
この風の流れを大切にしていきたいと思う。
このブログのタイトルもこの想いからつけたものです。
これからも読んでいただければとてもうれしいです。
内容はホームページを見て、
「散策が好きで、興味深く読まさせていただきました。地図で正確な位置(緯度経度)がわかればいいのですが、なかなか土地感が無い者には行き着くのは難儀です。・・・・」
さて、私も歴史の紹介のサイトなどで地名や住所などを大雑把につかみ、地図をみて探しに行くのだが、これがなかなか探せないことも多い。
場所を探して3回・4回と足を運ぶことも多い。
しかし、カーナビは使っていない。古臭いので使いきれないということもあるが、カーナビにはそこにたどり着くまでの楽しみや道を間違った時に、その近辺を散策したりする楽しみがない。
偶然に見つけた小さな神社、道標、昔からある家々の佇まい、野に咲く花、違った景色などたくさんの楽しみを得られる場合が多い。
もちろんこの意見には反論は沢山あると思うが、遠いところを散策するなら時間もないが、近くなら何回もいけるのでこれもまた楽しみなのである。
しかし、遠くの地からこの歴史の里を訪ねていただくには案内も少ないし、せっかく来ていただいて迷ってしまうのはまた申し訳ない。
そこでこれからは、できるだけ地図情報も載せていきたいと思っている。
カーナビを頼りに行く場所が特定されるのは便利を得ているが、地図を見て探す楽しみも奪ってしまう。
鉄道マニアが時刻表で旅をしたような気分になれるのも似たようなものだと思う。
私は旅の楽しみは団体旅行にガイド付という形態はあまり好きでない。
いわゆるコンビニの便利さ追求と同じで便利だけれど、なにか表面的な面ばかりしか見えないように思う。
当然便利で、安上がりで知らない事もガイドが説明してくれ、感心することもあると思うのだが・・・・。
人の好みはそれぞれの立場で違って当然なので、この考えを人に押し付けようとは思わない。
沖縄を仕事で訪れ、帰りに半日以上時間があったので、南部を駆け足でまわった。
観光地に行ったのに、見えてきたものはそこに残された終戦の時の爪痕であった。
インドネシアでは戦後日本の賠償で建設されたホテルに行き、現地での日本に対する現地の人の気持ちの一部が見えた。
韓国、中国では裏に隠された日本人に対する目線も感じた。
イタリア、エジプトなどでは歴史的な遺産を大切に今も守っている人々がいた。
国内も同じで、旅はノンビリとその地を歩くのが良い。
しかし最近は車でまわってしまうので反省も多いが・・・。
観光団体旅行ではなかなか得られない気持ちになることも多い。
何処に行っても一人で散策すると、そこには歴史書や観光案内書などには書かれていない風が流れている。
この風の流れを大切にしていきたいと思う。
このブログのタイトルもこの想いからつけたものです。
これからも読んでいただければとてもうれしいです。
でも時間があるときは、自分で地図を見てあれこれ考えながら目的地を探すのも、味わいがありわくわくしますね。
小さい頃、普段のエリアから出て、知らない場所を冒険したときのドキドキ感にも似てます。
この間、大井町線沿線をぶらぶら散歩しました。目的のお店までは地図を見て、帰りは地図を見ないで別のルートを辿りました。大きなお寺や、小さなパン屋さんを見つけて、面白かったです。行きとは逆方向に行ってしまったらしく辿りついたのは一駅後ろの駅でしたけど・・。
カーナビを使わないほうが脳が活性化するし、道も覚えるそうですね。
こんにちは。この夏も暑そうですね。
私はもう古い人間ですので、携帯もカーナビもうまく使いこなしていないだけだと思います。
しかし、使わない方が楽しいと思うことも多いのも事実です。
カーナビで見知らぬ土地に行った人は目的地とそこまでの決まったルートしか知らない場合も多いです。
次に行く時もカーナビがなければいけないなどということも良く聞きますね。
また本当は車などでなく、見知らぬ土地はテクテク・ブラブラと歩くのが最もいいですね。
そこに流れている風の匂いなどがもっともよく感じられる時です。