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三昧塚古墳と沖洲古墳群

 霞ヶ浦の西側周辺には多くの古墳群が並んでいます。
私は余り古墳を知らないので、何となく並んだ古墳を眺めて、ここに暮らしたであろうその時代の人たちへの思いを噛み締める程度です。
それでも昨年11月にかすみがうら市の「風返稲荷山古墳」から出土した刀や馬具などの品が、
国の重要文化財に登録されたニュース (⇒ こちら) などを聞いて嬉しくなっていました。
風返稲荷山古墳は富士見山古墳からの流れで続く古墳群ですが、石岡市に最も近い場所にあります。

昨日は朝から天気が良く、銚子へ仕事に出かける事になっていましたので、霞ヶ浦の北側沿いを走りながら、途中にある「三昧塚古墳」に立ち寄ってみました。
幾度と無く、この古墳の脇を車でと走る抜けていますが、時々気が向くとこの上に登ってみたくなります。

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国道脇に造られたどこか人工的な形がする古墳。
まあでも、全部削り取られてしまわずにこうして昔にどのような部族がここに暮らしていたのかなどを考えさせられる貴重な古墳であり、まわりも木々がなくカラッとしていて見晴らしもとても良い。

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入口に古墳の模型(1/150)が置かれている。

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また、この古墳の復元の経緯等が書かれた看板が置かれている。

でもやはり上に登って眺めをみてみないと話しにならない。何度も上っているが、車を停めたのだからやはり上ってみましょう。

右側に作られた石の階段を上ります。こんな階段でも年々歳をとると少し億劫になりますね。

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墳頂から石岡方面を・・・  少しアップしてみましょう。

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筑波山が良く見える。
この辺りからも雌雄の二つの頂がきれいに並んで見えます。

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霞ヶ浦までも直ぐです。
手前に見えるポプラの木のあたりが砂浜の復元をしている「ほほえみの丘」

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東側を見ると、通りの正面にこんもりした繁みがあります。
ここはまだ余り開発されていない「沖洲古墳群」があり、一番手前にあるのが、茨城県で最も古い前方後円墳とも言われている「勅使塚古墳」です。

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三昧塚古墳の墳頂には、ここから出土した品などの置かれていた位置などを記した説明の石板が置かれています。
勿論、馬の飾りの付いた王冠なども書かれています。

下に下りて、この先の沖洲古墳群にも少し立ち寄ってみました。

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この場所に現在FBFの加藤ゆみさんが孤軍奮闘して造成中の「みんなの広場」があります。
今年4月完成予定となっています。
あらあら、全く一人奮闘で、時間も無いが・・・・

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入口部分に駐車スペースと説明の看板を立てる?

建屋などは作らないようですので、完成したら是非立ち寄ってくださいね。

ここにもいくつかの古墳が並んでいますので、まだまだ未知の世界。
古墳間のウォークなどもできるかしら?
楽しみです。



小美玉・行方地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2023/02/10 11:57
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