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新緑と釣り人と横利根閘門

 銚子にも月に3回ほどまだ通っているが、最近は比較的交通量が少なく、また道路も広い神栖市側を通って、。銚子大橋をわたることが多くなっていたが、今回は利根川の土手沿いの道を通る事にした。

その入口には国の史跡に登録された「横利根閘門」がある。
霞ヶ浦と利根川を水路で結び、蒸気船をはじめ、物資輸送にも大いに利用された閘門である。

一般的な水門は上下に動かすが、この水門(閘門)は真ん中をくの字にして前後にして開く珍しい形であり、関東大震災前のレンガ造りの立派な形状が、今も輝く造形美を見せてくれる。

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こちらは閘門と利根川をつなぐ水門で、これは上下に動く。

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こちらが前後に開く横利根閘門の利根川側の出口。

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関東大震災前はこのような立派なレンガ造りの構造物が多く造られた。

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公園内の芝生や木々の青さが目に優しく、輝いて見える。

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こちらの水門もたまに開け閉めがされているようだが、この黒光りするギヤはくもの巣だらけだった。

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反対の横利根川側に同じような門があり、通行する舟はこの前後の水門を閉じて、推移を調整して出入りする。
この処で暫くの時間待機するので、乗り降りもできるようになっている。

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今の時期は新緑と赤レンガの組み合わせも良いコントラストを生み出している。

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このように水門は、くの字に前後に開閉する。

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この横利根川の水門(閘門)付近は釣り人のメッカとも呼ばれているようで、多くの釣り人や釣り舟が時の経つのも忘れ、じっとして動かない。

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そう、釣人でなくてもこちらの公園のベンチで読書や絵を書いたり、寝転んだり一日過ごすこともできそうです。
でも余り人はいないですね。
暇人は余りいないのかもしれません。

阿見・美浦・稲敷 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2023/04/16 09:34
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