fc2ブログ

キバナコスモスの花とチガヤの白い穂

 昨日も銚子まで霞ヶ浦北側の街道を通って車で出かけた。
先日まで周りの田には満々と水が張られ、山々の木々などがそこに映し出されていた。
今はそこに植えられた稲の穂が整然と並び、いかにも日本の原風景が広がっていた。

そして、神栖市の整備された広い車道の両端や中央分離帯では、キバナコスモスの花とチガヤの白い穂が優先順位を競うかのように存在感を高めていた。
一部は黄色い花が一面い続き、外来種の花であっても今では日本にも定着したかのように・・・・
また、ある場所では、チガヤの白い穂が朝日を浴びてキラキラと輝き、風に揺れて・・・・・

P5151163s.jpg


石岡から銚子までは来るまで約2時間。
途中で寄り道したりもするが、何処と決めたわけでもなく、目に付いたもの、興味深そうな何かを感じたところなどを短い時間でささっと見てまわる程度。
こんなことをもう10年以上続けている。

残り人生に何をしたいのか?? などと考えながら・・・ 今も成り行きで進んでいるだけだ。
まあ何か少しでも残せたらなどというものは、何時の世でも同じなのではないかな。

風の会の新規入会者の方が、親の残した思い出記録誌(戦時中や軍隊生活の出来事、戦後の記録)を持って会にこられた。
もう亡くなられた方だが、その内容から自分の生きた記録を書き残して、子孫や関係者に少しでも伝えておきたいという気持が伝わってきた。
ただ、きれいな字では書かれていても、1000ページ以上に及ぶ手書き原稿を、デジタルに打ち直して、書籍にするとなるとかなりの労力、または費用がかかる。

もってこられた方も今年で80歳。パソコンなどでの原稿は書けないので、さてどうしようか?

江戸時代の甲子夜話などは後の人が興味を持って出版し、日の目を見ているのだが、この内容は興味深い点もあるがやはり個人的な範囲に限定されるものが多い。

まあ、自分のことで私も今は精一杯だから、まあいろいろ考えてみよう。
まずは全ページをスキャンして残しておこうと思う。


街中風景 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2023/05/16 10:14
コメント

管理者のみに表示