潮来長勝寺の仏像
潮来アヤメ祭りに合わせて、地元の古刹「長勝寺のご本尊等の仏像が開帳されていました。
祭り会場(前川アヤメ園)から比較的近いのですが、訪れる人は少ないようです。

長勝寺本尊である「阿弥陀三尊」です。
いわゆる阿弥陀如来と左右に観音菩薩(慈悲)と勢至菩薩(智慧)を配しています。
県指定文化財では「阿弥陀如来坐像及両脇侍像」となっています。
檜材を使用した寄木造り・玉眼で定朝様の流れをくむ仏像です。
制作年代は鎌倉時代前期だそうです。
上品上生印を結んでいます。
阿弥陀如来さまに迎えに来てもらって、あの世に行ったらきっと良いことが有りそうですね。
ここ長勝寺は頼朝ゆかりの寺です。

この本尊の左側手前に立っている像は「大迦葉(だいはしょう)立像」で、これも県の文化財に指定されています。
ただ、こちらの指定は比較的新しく平成11年です。
この像は頭部と体部の制作年代が違っています。
頭部は14世紀で、体部は江戸時代の1698年だそうです。
光圀がこの頭部から釈迦の十大弟子の一人である「迦葉」に指定し、体部を造らせたようです。

この長勝寺本堂前には左右に2本の菩提樹の木があります。
このアヤメ祭りの頃に毎年可憐な花が咲きます。

本堂も数年前の台風により被害を受けましたが、修理も終わり、この時期は青葉が一段と美しく、もうじき紫陽花も彩りを添えてくれるでしょう。

祭り会場(前川アヤメ園)から比較的近いのですが、訪れる人は少ないようです。

長勝寺本尊である「阿弥陀三尊」です。
いわゆる阿弥陀如来と左右に観音菩薩(慈悲)と勢至菩薩(智慧)を配しています。
県指定文化財では「阿弥陀如来坐像及両脇侍像」となっています。
檜材を使用した寄木造り・玉眼で定朝様の流れをくむ仏像です。
制作年代は鎌倉時代前期だそうです。
上品上生印を結んでいます。
阿弥陀如来さまに迎えに来てもらって、あの世に行ったらきっと良いことが有りそうですね。
ここ長勝寺は頼朝ゆかりの寺です。

この本尊の左側手前に立っている像は「大迦葉(だいはしょう)立像」で、これも県の文化財に指定されています。
ただ、こちらの指定は比較的新しく平成11年です。
この像は頭部と体部の制作年代が違っています。
頭部は14世紀で、体部は江戸時代の1698年だそうです。
光圀がこの頭部から釈迦の十大弟子の一人である「迦葉」に指定し、体部を造らせたようです。

この長勝寺本堂前には左右に2本の菩提樹の木があります。
このアヤメ祭りの頃に毎年可憐な花が咲きます。

本堂も数年前の台風により被害を受けましたが、修理も終わり、この時期は青葉が一段と美しく、もうじき紫陽花も彩りを添えてくれるでしょう。

関東の仏像も探せば結構興味深いものがあります。
ただ、余り知られずにいますね。
こうしたものにも時々目を向けて活きたいと思います。
まだまだ勉強不足ですね。
前に全国の仏像をネットで調べたりもしましたが、まだまだです。
いよいよ動くには良い季節ですね。青葉がまぶしいです。