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真壁「うり坊」(旧桜井館)

 先月の末頃に、石岡から上曽峠を越えて、(桜川市)真壁町に行ってきました。
もうだいぶたってしまったのですが、FBでご連絡をいただき、急遽ご招待を受けて人に会いに出かけたのです。
伝正寺前の旧旅館「桜井館」を改装しリニューアルの「見晴らしの丘 真壁 うり坊」という施設でした。

私が丁度10年前にこのブログに書いた下記の記事を読んでご連絡いただいたものです。

 真壁散歩(6)伝正寺 ⇒ こちら

この時に寺も、こちらの旅館「桜井館」も改装工事中で、これからどう変わっただろうかと気になっていたので、お訪ねしてみたいと思っていたところだったのです。

行ってみると、寺(伝正寺)の方はまだ工事中らしく、一般の見物客はお断りのようでした。
一方、こちらにオープンされた桜井館から「うり坊」という施設に変わった方は、とてもきれいに整備され、自転車などでこちらを訪れ食事をしたり、泊まることもできるので、一度訪れてみてください。


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館内の食事処からは、真壁の町が一望できます。

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日本の「窓」は「間戸」という漢字から始まったのだと思いますが、京都などの庭園などを部屋から眺めるのに良い工夫がされています。
まあ、様式ではありますが窓=Windowですよね。 これは「Wind(風)の通り道」から来たものだと聞いたことがあるように思います。
これも日本人の感性の特色だと思います。
部屋いっぱいの窓は気持ちがいいですね。

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新しい館の名前はイノシシの子供「うり坊」です。

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新しい浴室を案内いただきました。
この桜井館は元は温泉(鉱泉?)でしたが、今は温泉ではなくなってしまったようです。
この湯には一度若いころに来ているのです。

文豪の芥川龍之介や室生犀星などが泊まったことがあるとか言われていたのを思い出します。

室生犀星はこのあたりでザボンの木を見つけて、ザボンを東京へ贈った?
まあ、今はザボンはないようだけれど、小粒な筑波ミカン(福来れ蜜柑)などは作っておられるようです。

「どっこい真壁の伝正寺」などと又言われるようになるのはいつのことでしょうね。
松島の「瑞巌寺」ではこの真壁平四郎=法身の展示会などを最近まで行っていました。
意外のこの真壁ではこの法身のことは話題に上りませんね。

もっともっと知っていただきたいと思います。

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この伝正寺さんの工事はいつまで続くのでしょうか?

筑西・桜川地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2023/10/10 11:22
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