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石岡のおまつり(19)-常陸国総社宮大祭

次回で「石岡のおまつり」特集は終わりの予定です。
ここまで、祭りを詳しくできるだけ順に説明してきたつもりです。
でもなんだかまだ分からないですよね。
左のカテゴリーの「石岡のおまつり」をクリックしていただければ、最初から順に見れますのでよかったら見てください。

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山車の台車には見事な彫刻が施されています。近付いてみてくださいね。
どうしても上で踊ったりしている囃子などに気をとられて見落としてしまいます。

石岡の山車も県の無形民俗文化財に指定されているのは「大小路町」「金丸町」「守横町」「国分町」「中町」「若松町」「香丸町」です。その他に「土橋町の幌獅子」「富田町のささら」が指定されています。
そんなことも知ってみるとまた迫力なども違って見えるかもしれません。

 石岡のおまつりは3日間行われます。それぞれに意味を持っています。
正式な祭りの名称は「常陸國総社宮大祭」といいます。

では、まつりの3日間の行事をもう一度紹介しましょう。
これが大体頭に入っていると、何処に行けばよいかがわかります。

1日目:神幸祭(じんこうさい)
 ・総社から神様が神輿にのって年番(今年は土橋町)の御仮殿へ行きます。(午後2時総社を出発)
 ・総社を神輿と供奉行列が御仮殿まで旧市街をくまなく通るように行列を組んで向かいます(約2時間)
 ・それとともに総社境内に集合していた幌獅子がたくさん町へ繰り出します。
 ・総社までは狭くて入れないので山車は中町などの通りで控えていて、この合図と同時に動き出します。
 ・山車や幌獅子は各地域を練り歩き、夜には駅前の八間通り(御幸通り)に集結します。
 
2日目:大祭(たいさい)・・・祭りの本日
 ・山車や幌獅子などは1日目と同じに町を練り歩きます。
 ・幌獅子は午後3時に駅前の八間通りでパレードがあります。
 ・山車は午後7時に駅前の八間通りでパレードが行なわれます。
 (総社では)
 ・午前10日半から「茨城県高等学校相撲選手権大会」が神社で行なわれます。
 ・午後1時から巫女舞(浦安の舞)、染谷十二座神楽が舞台で披露されます。
 ・もう一つの神輿(明神神輿)も本神輿と同じように神様が乗り移って、町を練り歩き戻ってきます。
  (これは、神輿修理した時に作った神輿で、年に1度宮出しの行事として行なうものです)

3日目:還幸祭(かんこうさい)
 ・1日目と逆で、午後2時に御仮殿を出発して総社に神様が帰ります。午後4時頃総社に戻ります。
 ・山車などは神輿が総社宮に戻っても夜までおまつりを続けます。

この流れをつかんでおかないと、3日間同じように騒いでいるとしか見えません。

でも、それでいいのですね。祭りを楽しむ人にとっては、それだけで十分ですね。
壮大な山車や獅子、伝統のお囃子と踊りにギャル踊り。それに大勢の人ごみに屋台で色々買って楽しむ。
それが祭りの楽しみですね。

是非祭りを見に来てくださいね。
祭りのときしか見られないものがたくさんあります。

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お祭り関連グッズとして7月に紹介した笑魚堂さんの「ストラップ」もよろしく。
その1)(その2)>)(その3)(左をクリックするとその記事が見られます)  今年は震災復興を願って制作したストラップもあるそうですよ。
 
  

石岡のおまつり | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/09/13 18:32
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