石岡のおまつり(18)-還幸祭(2)

まずやってくるのは露祓獅子です。この時は仲之内町の幌獅子でした。
市指定の有形民族文化財に指定されています。
(幌獅子では土橋町のものが県の無形・有形民俗文化財に指定されています)

供奉行列が神社前通りに戻ってきました。
少し足取りが重たいようです。約2時間ほど街中を行進してきています。
行列の前の方を行く「祭り太鼓」これは年番の子供が叩いていました。(写真は年番:香丸町)

供奉行列は順番通りにやってきました。
「真榊」「猿田彦(天狗)「社銘旗」「比礼鉾」「祭礼委員会」・・・

これが「四神旗」です。何が描かれているか知りたい方は調べてみてください。
後ろの旗は「錦旗」です。

この後、唐櫃をかついで2人が行き、神輿が通りすぎます。
神輿の後をついて「巫女」「宮司」「神官」などがいきます。
巫女の持っているのは鈴ですが、手を前に伸ばしたままです。これは大変です。
街中を歩いている時も確かこの格好でした。相当体力的に訓練がいるかもしれません。
つまらない事に感心してしまいました。

氏子代表や祭りの役員などが紋付き袴で後を歩きます。
ここは市民会館前です。人がいっぱいです。

最後は各町の幌獅子が続きます。さすがに綱を引く手も足も疲れ気味ですね。
でも祭りはこれで終わりません。
還幸祭の行事が終わっても、まだまだ夜まで街中ではお祭り騒ぎが続きます。

幌獅子の車の中は子供たちでいっぱいです。
大人や中学生くらいのお兄さん・お姉さんは車を押したり、綱をひっぱたりしなければなりません。
獅子も舞うのも若者の役目のようでもあります。

女の子たちはお祭りにはきれいに化粧してもらって嬉しいのでしょうね。この日が楽しみなのがわかります。

男の子は太鼓のかかりですね。これも順番なのか。それとも決められているのか想像にお任せしましょう。
これこれ私の祭りのイメージは
下から3番目の子供がいっぱい乗ってるやつです。
この子らのかおがいつの時代になってもほんとにいい。
目をつけるところが渋いですね。
そうなんですよね。
こういうところに目がいく人は自分が似たような祭りに参加したことはある人かな?
> これこれ私の祭りのイメージは
> 下から3番目の子供がいっぱい乗ってるやつです。
> この子らのかおがいつの時代になってもほんとにいい。
・・・本当に何時までも変わらないで子供たちがたくさんいる暮らしを続けたいですね。