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太田三楽(資正)の墓

 昨年秋に「太田三楽という武将を知っていますか?」というタイトルでブログに書いたのですが、昨日書いた「泰寧寺(たいねいじ)」のある石岡市根小屋と隣接する片野地区の山上には、戦国時代には「片野城」という城がありました。

この城を治めていたのが太田道灌の曾孫で岩槻(岩付)城の城主であった戦国武将「太田資正(すけまさ)」(後に入道となり、三楽斎を名乗る)でした。

この片野城はもとは「小田天庵」の城であったが、小田氏(親北条派)と佐竹氏の覇権争いがし烈になり、この片野城を奪った「佐竹義重」はこの城を太田資正に預けます。

そして、資正は小田氏との戦いに勝利するのです。
太田三楽資正は日本で初めて軍用犬を使ったことで知られ、「三楽犬」と呼ばれています。

この片野、根小屋地区に残された無形文化財「排禍ばやし」や「七代神社神楽」など独特の文化がその後残り、代々にわたって地域で継続されているのですから、地元に愛されていたのだと思います。
戦国武将として大きな城もとれなかった人物ですが、もう少し日の目を見る機会に恵まれればと思います。

sisei01.jpg

片野城は山域全体に広がっていたようですが、今では一部に土塁跡がみられるくらいしか残っていません。
その山の一角にこの「浄瑠璃光寺」という墓所があります。
地元の人でも、ここにお墓がある家以外にはあまり知られていないようですが、今回「泰寧寺」を訪れたので、見に行ってみました。

sisei03.jpg

一部、山の脇道などは震災の影響で通れないところもありますが、この場所には問題なく辿りつきました。
太田資正三楽の墓はこの墓所の一番隅にありますが、なにしろ場所の案内がないので知らない人が探すのは苦労するだろうと思います。

sisei02.jpg

前回訪れた時はちゃんとした「五輪塔」であったが、今回の地震で上部2段が崩れて、3段だけになっていた。
五輪はそれぞれ意味を持つので、三段ではやはりまずい。
お手数だが、市としても、援助してでも、もとの姿への復旧を望みたい。



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八郷地区 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2011/10/06 18:23
コメント
No title
こんばんは。ここもなかなかよさそうな寺ですね。行きたい寺がいっぱいあります。
大田三楽斎は佐竹義重の小説で知って以来、もっと多くの人に知ってもらいたくなる武将だと思いました。結局佐竹の客将で終わったんですよね。もったいないです。
Re: No title
troyさん
こんばんは。良くご存じですね。
ここには寺の門はありますが、本来の本堂はありません。お墓があるだけです。
でも桜の頃もきれいです。
もう一つ別な通りには「片野城の跡」の石碑があります。案内が何処にもなく
最初、場所を探すのにずいぶん探しまわりましたよ。
大田三楽は岩槻に帰る夢を持っていたようですが、この地で病死しました。
でも、小説にでもしたら面白いでしょうね。
大きな城はとれなかったかもしれないけど、人間的な魅力がありますね。
こんばんは
ブログを楽しく拝見させていただき大変勉強になります。横浜生まれ、大学も横浜なんですね。 来月、横須賀軍港巡りに行く予定ですが京急か横須賀線で迷っています。横浜方面なのでアドバイスしてもらえたら幸いです。 関係のないカキコですみません。
Re: こんばんは
みーさん
おはようございます。
ブログ読んでいただき嬉しいです。

> 横浜生まれ、大学も横浜なんですね。
・・・これは違っていますよ。生まれは新潟県。大学っていうのも??。
あまりバラすのはご容赦を。(笑)
横浜にいたのは小学1年生まで。まったく今とは違っていますので何の参考にもなりません。
ですので、浦島太郎状態ですからアドバイスできません。すみません。

> 横須賀軍港巡りに
変わったところに行きますね。東郷さん?、坂の上の雲もまた始まるようですね。

No title
こんにちは

大田三楽の墓所は早く元通りにしてほしい
ですね そんなに大掛かりな修復でもない
でしょうに・・・(人手が足りないかな?復旧を
急ぐ場所ばかりだろうから)

でも歴史的に意義あるものがそのままというのは
さびしいような・・・(まぁ「生きてる人間が
最優先」でしょうが)
Re: No title
NINAさん
こんばんは。
暗くなるのが早いですね。
コメントありがとうございます。
石岡は有名人でもお墓には案内板もなく、史跡の指定もごくわずかです。
子孫の方が残っているのならいいのですが、恐らくここは地元の昔門弟だった人の子孫などで
僅かに支えているようです。
無理も言えませんね。
ですからちゃんと市で管理してほしいと思っているのですが、何も反応ない。寂しいですね。

こうしてブログに書けば少しは見直していただく機会にはなるかと・・・。
(無駄無駄なんて言わないでくださいね。)

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