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無量寿寺(鉾田市)

 昨年末に今年が「親鸞750回忌」になると紹介してきました。

しかし、この鉾田市鳥栖の「無量寿寺」(本願寺派)を入れないと片手落ちになると気になっていましたが、やっと出かけてきました。(もう一つ下冨田にも無量寿寺(大谷派)があります)

親鸞聖人は越後に流されて、許されたのちも京に戻らずに関東の地で布教活動をしていますが、特に稲田(笠間市)の草庵に暮らして、何度となく石岡の地を経由して鹿島神宮に通ったと伝わっています。

実はこの寺(無量寿寺)には「幽霊図」があることで有名なのです。

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親鸞の関東での弟子二十四輩の第三番順信房が開基した寺です。

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幽霊の話はこうです。

「領主村田刑部少輔平高時の妻が難産で亡くなってしまいますが、我が子愛しさのため幽霊となって寺に姿をあらわしたため、寺の住職もいたたまれずに逃げ出してしまい、無住の寺になってしまいました。
困った村人が親鸞上人にお願いしたところ、聖人は村人が集めた小石にお経を1文字ずつ書いて、妻の塚に埋めたところ幽霊はあらわれなくなったという。親鸞はこの寺に三年逗留し布教につとめたといわれています。」

しかし、一時は実在の人物ではないとまで疑われるほど謎の多い親鸞については、正直わからないことが多いのも確かです。

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しかし、石岡では大覚寺に伝わる山伏弁円との話や、高浜の爪書き阿弥陀の話があり、親鸞聖人は高浜から舟で鹿島へ行っていたとなっていますが、小美玉市に伝わる「喜八阿弥陀堂」の話はこの無量寿寺の話と同じような話です。

いったいどのような道を通っていたのだろうか?

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寺の本堂は立派ですね。この本堂は1600年代後半の築造だそうです。丁度菊祭りで花が飾られていました。

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この鐘楼も趣がありますね。
昼少し前に行ったのですが、鐘を住職の方が突いておられました。写真を撮るときはもういません。
鳴らす回数が決まっているのでしょうから、もう一度突いてくださいとは言えません。

本堂、鐘楼、山門 が県指定文化財です。
また境内にある聖人が植えたといわれる菩提樹が県の天然文化財だそうです。

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鉾田 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2011/11/18 06:39
コメント
No title
幽霊の絵、見たかったです・・・(T_T)
No title
こんにちは、

鉾田 無量寿寺は茨城百景なので
私が持ってる茨城百景の最初の方に
本堂の写真がのってるので前々から
茅葺き本堂みに行きたいと思っていまだ(;´д`)

>幽霊の絵
どぞ下の方
http://kanna-h.sakura.ne.jp/fan/spot_map/ibaragi/kakejiku/kakejiku.html
Re: No title
NINA27さん
こんばんは。
kurokenさんが紹介してくれたのでいいですね。
でもあまり見ると夜眠れなくなりますよ。
まあ、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」何て言うくらいがちょうどいい。
Re: No title
kurokenさん

紹介ありがとうございます。あまり見ない方が無難でしょうか?
私のブログには不似合いですから入れません。(実は恐がりなのです!)

この無量寿寺の階段入り口には「茨城百景」の石標が立っていますが、
この風情も百景になるのですね。
最近茅葺本堂のとなりに立派なコンクリの建屋ができていて
昔の風情ではないかもしれませんね。
一度行かれたらいいと思います。
川沿いなのでもう少し高台かと思っていました。
No title
こんばんは。
立派なお寺ですね。
昔の人々の建築技術は素晴らしいものがありますね。
つくづく感心します。
Re: No title
ふみりんさん

> 立派なお寺ですね。
> 昔の人々の建築技術は素晴らしいものがありますね。

本当にこの寺の屋根は見ごたえがあります。
とても姿がいいのです。
茨城百景に登録されているのもわかりますね。
コメントありがとうございます。

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