霞ケ浦の鯉養殖
今晩2件目の記事です。さっきのは記事ではないので・・・。
霞ケ浦は日本一の鯉の養殖の産地でした。ここで養殖された鯉が生きたまま全国へ送られていました。
しかし、2003年に発生した鯉ヘルペスはこの養殖産業に大打撃を与えました。
鯉のヘルペスはどこか外部(海外?)からの菌が伝染したと思われ、菌を保有しても発症する場合と発症しない場合があるようです。
ただ一旦発症するとその死亡率は100%という鯉にとっては恐ろしい病気です。
このため、ここ霞ケ浦の鯉の養殖が全面禁止され、多くの鯉の養殖業者が廃業に追い込まれてしまいました。
その後、ヘルペスに耐性のある鯉が試験場で開発され、また移動もエラを取り除いて移動すればヘルペス菌は伝染しないことが確認され、2009年に養殖の再開が許可されました。
現在では半数程度の養殖業者が再開にこぎつけたようですが、すでに撤退した業者も多くいるといいます。

(かすみがうら市牛渡付近)
ここは霞ケ浦に飛びだしているかすみがうら市旧出島の先端近くの牛渡地区の「鯉養殖いけす」です。

この牛渡地区ではこのように湖の中にいけすを作り、そこに餌をまいて養殖しています。
最初の私もこのタンクが何をするものなのかが不思議でした。
この小屋にはきっと餌となる飼料が置いてあるのか、自動的に操作して餌をまいているのかどちらかでしょう。

(かすみがうら市歩崎公園付近)
霞ケ浦沿岸ではこのようなタンクはこの牛渡地区と歩崎の2か所位です。
いけすもこのようないけすではなく、内陸側に池を作って「陸いけす」という方法があるといいます。
昨年のNHK「きっちんが走る」で放送された鯉料理のレシピは → こちら
この鯉料理美味しそうだったです。
現在は生きた鯉を移動する場合はエラを切除するそうです。その他は地元で料理されるものはOKです。
他の県の鯉にウイルスが移らないためにしかたないのでしょうが、地元での料理にもたくさん使わるといいですね。
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霞ケ浦は日本一の鯉の養殖の産地でした。ここで養殖された鯉が生きたまま全国へ送られていました。
しかし、2003年に発生した鯉ヘルペスはこの養殖産業に大打撃を与えました。
鯉のヘルペスはどこか外部(海外?)からの菌が伝染したと思われ、菌を保有しても発症する場合と発症しない場合があるようです。
ただ一旦発症するとその死亡率は100%という鯉にとっては恐ろしい病気です。
このため、ここ霞ケ浦の鯉の養殖が全面禁止され、多くの鯉の養殖業者が廃業に追い込まれてしまいました。
その後、ヘルペスに耐性のある鯉が試験場で開発され、また移動もエラを取り除いて移動すればヘルペス菌は伝染しないことが確認され、2009年に養殖の再開が許可されました。
現在では半数程度の養殖業者が再開にこぎつけたようですが、すでに撤退した業者も多くいるといいます。

(かすみがうら市牛渡付近)
ここは霞ケ浦に飛びだしているかすみがうら市旧出島の先端近くの牛渡地区の「鯉養殖いけす」です。

この牛渡地区ではこのように湖の中にいけすを作り、そこに餌をまいて養殖しています。
最初の私もこのタンクが何をするものなのかが不思議でした。
この小屋にはきっと餌となる飼料が置いてあるのか、自動的に操作して餌をまいているのかどちらかでしょう。

(かすみがうら市歩崎公園付近)
霞ケ浦沿岸ではこのようなタンクはこの牛渡地区と歩崎の2か所位です。
いけすもこのようないけすではなく、内陸側に池を作って「陸いけす」という方法があるといいます。
昨年のNHK「きっちんが走る」で放送された鯉料理のレシピは → こちら
この鯉料理美味しそうだったです。
現在は生きた鯉を移動する場合はエラを切除するそうです。その他は地元で料理されるものはOKです。
他の県の鯉にウイルスが移らないためにしかたないのでしょうが、地元での料理にもたくさん使わるといいですね。


毎年年末になると、恒例の様にヘルペスにかかってしまう私、鯉ヘルペスも同じものなのでしょうか?鯉もヘルペスにかかるとは、知りませんでした。びっくりです。
鯉の旨煮は、美味しいですね。帰省すると、食べたくなる味です。
アクセス数10万達成おめでとうございます。
roman様の文章力と写真力は、すごいですね!
新年おめでとうございます。
> 鯉もヘルペスにかかるとは、知りませんでした。びっくりです。
帯状疱疹と言うんでしたか?
鯉のヘルペスウィルスは鯉しかかからないようです。
人の物とは違うんでは? 詳しくはわかりません。
> 鯉の旨煮は、美味しいですね。帰省すると、食べたくなる味です。
美味しいですよね。完全復活してほしいですね。
> アクセス数10万達成おめでとうございます。
> roman様の文章力と写真力は、すごいですね!
ありがとうございます。ほめすぎですよ。
もっとも私は21歳までしか茨城にはいませんでしたし、その当時、そういう類のものに興味がなかったですね。
霞ヶ浦=わかさぎというイメージしかありません。
こんばんは。
霞ケ浦の養殖鯉は全国に送られていて、他の県の鯉になっていました。
鰻なんかも稚魚を全国に送っているようですよ。隠れた産業なのでしょうね。
地元での産業として知られていなくても、茨城は他県の産業の元を作っているのも多いようです。
もっと宣伝してもいいですよね。
現在鯉は大打撃で、業者が減ってしまいました。
ワカサギやしらうおなどは20~30年前に比べると1/5位になってしまったようです。
鯉ヘルペスは一旦発症すると怖い病気なのですね。廃業になった業者さん達にとっても痛手ですが、大事に飼われてきた鯉も可愛そうですね。
でも、鯉養殖所から見える景色はとてもきれいですね。
こんにちは。
鯉ヘルペスウィルスは30℃以上では死滅するそうです。
そのため人間にうつることはないそうです。でも鯉には大変な病気だそうです。
鯉も処分され可哀そうですが仕方ありませんね。
> でも、鯉養殖所から見える景色はとてもきれいですね。
霞ケ浦も穏やかな時は水鳥ものどかでいいですよ。