出島散歩(15)ナギの木
今日は夜中からかなり風が強く寝ていても怖いくらいでした。
案の定、常磐線は運転見合わせが続き、大変です。
娘の出発も昨日でよかった。娘からは無事着いたとメールが入っていたので一安心です。
こんなに風が強いと車でも飛ばされそうで怖い。
気温は暖かいのでどこもいかずに家でのんびり過ごしました。
さて、出島散歩も続いていますが、もう数回続きます。
まあこれも記事を残しておくことが、自己満足ですので興味のある方はお付き合いしてください。
出島の歩崎(あゆみさき)から霞ケ浦大橋の方に向かって湖岸に近い道を進むと大きな木が見え、そこに何やら立て看板が見えた。
何か分からなくてもまずは確認に、車を止めていって見た。

ナギの木の古木で樹齢約300年程の木だそうだ。

なぜ、神社や寺でもないところにナギの大木があるのだろうか。しかしこの大木があるのは大きな御屋敷の敷地で門なども古くからありそうな感じだった。
ナギの木も前に行方市麻生の常安寺にあったことを思い出した。(こちら)
やはり神社などをまわるとそこそこ知識が増えてくる。
この木は熊野神社の御神木で、熊野信仰に関連したところに植えられているという。

こちらはかすみがうら市の指定文化財だそうだ。
看板の下の説明が切れてしまっているので、下記に内容を書いておきます。
「マキ科に属する雌雄異株の常緑高木で、日本では近畿以西の暖地に自生しています。葉脈が強く切れにくいところから、「弁慶泣かせ」「力柴」とも言われ、神社仏閣や庭園にも植えられています。開花は5~6月、実は1~1.5cmの球形で、10~11月に熟し油が採れます。樹齢は300年位と推定され、県内屈指の大きさです。 かすみがうら市教育委員会」
まあ、こちらの考えすぎでしょうか。でも「弁慶泣かせ」なんてことも覚えられましたよ。
そうそう、熊野神社の御神木のナギの木は樹齢1000年程だといいますのですごいですね。
またナギの漢字も「梛」と書かれています。春日大社の天然記念物にもこのナギの林があるそうです。
こちらの漢字は「雌木」と書かれていますが、これは雌雄異株のため、「めぎ(女木)」のことです。
ナギの謂れは、「凪(なぎ)」からきているそうで、海の守り樹として植えられたのではないでしょうか。
(霞ケ浦も昔は湖ではなく海でしたよ)
さて、私は詳しくないのですが、女性が鏡の裏にナギの葉を入れるというむかしからの習わしがあるそうです。
調べると、これは「男女間に波風がたたない、あるいはナギの葉が切れにくいため、縁が切れず、会いたい人の姿が鏡面に浮かぶ」という言い伝えだそうです。
ナギの木一つとっても結構勉強になることがあるのだと我ながら感心してしまいました。(大笑)
こんな風の強い日に「なぎ=凪」に関係する「ナギの木」の話も覚えやすそうでいいですね。
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案の定、常磐線は運転見合わせが続き、大変です。
娘の出発も昨日でよかった。娘からは無事着いたとメールが入っていたので一安心です。
こんなに風が強いと車でも飛ばされそうで怖い。
気温は暖かいのでどこもいかずに家でのんびり過ごしました。
さて、出島散歩も続いていますが、もう数回続きます。
まあこれも記事を残しておくことが、自己満足ですので興味のある方はお付き合いしてください。
出島の歩崎(あゆみさき)から霞ケ浦大橋の方に向かって湖岸に近い道を進むと大きな木が見え、そこに何やら立て看板が見えた。
何か分からなくてもまずは確認に、車を止めていって見た。

ナギの木の古木で樹齢約300年程の木だそうだ。

なぜ、神社や寺でもないところにナギの大木があるのだろうか。しかしこの大木があるのは大きな御屋敷の敷地で門なども古くからありそうな感じだった。
ナギの木も前に行方市麻生の常安寺にあったことを思い出した。(こちら)
やはり神社などをまわるとそこそこ知識が増えてくる。
この木は熊野神社の御神木で、熊野信仰に関連したところに植えられているという。

こちらはかすみがうら市の指定文化財だそうだ。
看板の下の説明が切れてしまっているので、下記に内容を書いておきます。
「マキ科に属する雌雄異株の常緑高木で、日本では近畿以西の暖地に自生しています。葉脈が強く切れにくいところから、「弁慶泣かせ」「力柴」とも言われ、神社仏閣や庭園にも植えられています。開花は5~6月、実は1~1.5cmの球形で、10~11月に熟し油が採れます。樹齢は300年位と推定され、県内屈指の大きさです。 かすみがうら市教育委員会」
まあ、こちらの考えすぎでしょうか。でも「弁慶泣かせ」なんてことも覚えられましたよ。
そうそう、熊野神社の御神木のナギの木は樹齢1000年程だといいますのですごいですね。
またナギの漢字も「梛」と書かれています。春日大社の天然記念物にもこのナギの林があるそうです。
こちらの漢字は「雌木」と書かれていますが、これは雌雄異株のため、「めぎ(女木)」のことです。
ナギの謂れは、「凪(なぎ)」からきているそうで、海の守り樹として植えられたのではないでしょうか。
(霞ケ浦も昔は湖ではなく海でしたよ)
さて、私は詳しくないのですが、女性が鏡の裏にナギの葉を入れるというむかしからの習わしがあるそうです。
調べると、これは「男女間に波風がたたない、あるいはナギの葉が切れにくいため、縁が切れず、会いたい人の姿が鏡面に浮かぶ」という言い伝えだそうです。
ナギの木一つとっても結構勉強になることがあるのだと我ながら感心してしまいました。(大笑)
こんな風の強い日に「なぎ=凪」に関係する「ナギの木」の話も覚えやすそうでいいですね。


立派なナギの木ですね。
ナギの木ひとつにも色々な言い伝えがあるのですね。
なかなかロマンチックな言い伝えです(^^)
昨夜からの強風でお天気ももうひとつでした。
私もきょうは家でのんびり過ごしていました。
> ナギの木ひとつにも色々な言い伝えがあるのですね。
> なかなかロマンチックな言い伝えです(^^)
少し調べると面白いことが分かることがあります。
これもそうです。ナギの木などと言われても覚えにくいのですが、
色々な話が付いてくると面白く覚えられます。
> 昨夜からの強風でお天気ももうひとつでした。
> 私もきょうは家でのんびり過ごしていました。
こんな日は出かけないほうがいいですね。
また明日からしばらく寒いそうです。