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出島散歩(18)坂地区二の宮(1)

 かすみがうら市の旧出島地区を紹介しています。
今日は霞ヶ浦の名物にもなった帆引き船。

この漁法を発明したのはこの出島村二の宮の漁師「折本良平」さんです。

この二の宮とはどこなのか、行ってみました。

地図では坂という地名になっていますが、住所表記からはかすみがうら市坂と一緒になってしまったようです。県道118号線の牛渡と歩崎のちょうど中間くらいになります。

この通り沿いに「八坂神社」という神社が建っています。
比較的新しそうなのであまり目に止めていなかったのですが、その神社の隣に昔のお堂が残っていました。

これはとても面白いです。

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新しい神社の横に古びた崩れたような石段が伸びています。入口には梅の花がさいています。

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石段を登った先にはお堂が一つと古びた地蔵が7体。そしてその周りには見事な竹林が。

yasaka02.jpg

地蔵像はだいぶ昔のようです。明治ではなく江戸時代のもののように思います。
首が折れてしまったものが一体あります。

yasaka03.jpg

そして、そのそばには子安観音像が数体置かれています。
「子安」「女人講中」「享和二年?・・・」などの文字が彫られています。
ということは1802年にここに奉納されたようです。

その両隣の像はよく読み取れません。さらに古いのでしょう。

yasaka04.jpg

このような比較的小さな二人のむつまじい感じの像がたくさん置かれていました。

yasaka05.jpg

こちらが新しい隣に出来ている八坂神社の拝殿と本殿です。
海の方をむいて建っています。

明日はこの地区で帆引き船の漁法の発明者「折本良平」さんについて少し書きたいと思います。



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出島散歩 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/04/04 21:24
コメント
神社の菩薩像たち
出島の魅力を多々拝見させていただいております。霞ヶ浦の周りといえば真っ平らな土地を思い浮かべますが、出島は相当起伏があって、いにしえから湖底になったことはなく、人が住んだため沢山の活動のあとがあるのでしょうか。魅力的な田舎です。
 今回見せていただいた古い神社のお堂は時代劇に出てくるような風情ある佇まいですね。
 そして‘神社’の敷地に地蔵や観音という‘仏像’が置かれているのはこれ如何に、という面白さ。そして石像の前にはお線香も手向けられているようですね。たぶんいろんな場所にあった像を集約してこの場所に置いたのではないでしょうか。
 昔の日本人たちはどういう所にどんな神社を作る情熱を持ったのか、どんな菩薩を作る気になったのか、場所と併せて興味を感じさせられます。
・・・長くなり失礼しました。
Re: 神社の菩薩像たち
忠顕さま

> 出島の魅力を多々拝見させていただいております。霞ヶ浦の周りといえば真っ平らな土地を思い浮かべますが、出島は相当起伏があって、いにしえから湖底になったことはなく、人が住んだため沢山の活動のあとがあるのでしょうか。魅力的な田舎です。

普通の人は恐らく何にもない田舎だと通り過ぎてしまうのでしょうね。
こうしてブログのネタで取り上げてみるといろいろなものが埋もれていますね。
今回回ってみて、意外に面白かったです。

>  今回見せていただいた古い神社のお堂は時代劇に出てくるような風情ある佇まいですね。

ほんとうにそうですね。

>  そして‘神社’の敷地に地蔵や観音という‘仏像’が置かれているのはこれ如何に、という面白さ。そして石像の前にはお線香も手向けられているようですね。

確かに線香が置かれています。
仏像は壊された時期もありますし、神仏一体で信仰されていたものと思われます。

今回の記事写真もあまり調べる時間もなくただ載せただけですが、逆にそのような見方があるとお教えいただきました。
確かに少し違和感はあります。こちらのお堂は何なのか分かったら今度調べてみたいです。

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