稲敷散歩(2)-羅漢山(江戸崎)

 今回旧江戸崎の街を歩いてみたいと思い立ったのは、今日紹介する羅漢山(らかんやま)があるのを知ったことかもしれません。

五百羅漢が山に立っているその姿を想像して行ってみたくなったのです。
近くにもこんな場所があったことをつい最近まで知らなかったのです。
出雲の立久恵峡には岩壁にたくさんの羅漢像が彫られており、昔訪れたことを思い出していました。

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江戸崎の街中近くに「瑞祥院」という臨済宗の寺の裏山の上に1780年から24年間にわたって、多くの人が寄進したものだそうです。

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現在500に少し足りないくらいの仏像が置かれています。
仏様の名前や寄進者の名前が彫られているものも多いようですが、読み取れなくなっているものも多くあります。

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仏像の首が折れたり、折られてしまったものが多いようで、接いだ跡が目につきます。
これは神仏分離の影響なのでしょうか。

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色々な表情の羅漢さんが立ち並ぶのもなかなか壮観です。

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この羅漢像をここに集めてまつった人の昔話が、こちらにありました。(手堀り江戸崎の昔話

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羅漢山から江戸崎の市街が一望できます。
昔はここからの眺め(榎の浦)は素晴らしかったと思います。

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羅漢山へは麓の瑞祥院の裏へ回って石段を登りますが、脇の方に登り口があり、この竹林の先の山を金比羅山といって、金毘羅堂があったそうです。

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こちらが脇にある金比羅山への登り口なのですが、この石段の上に金比羅堂があったようですが、地震の影響なのか崩れてしまったようです。

今は重機で整備していました。

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ここにも江戸崎八景の碑が置かれています。「羅漢山の夕照」とあり。麓の瑞祥院の山門入口近くに置かれています。 「花光爛漫羅漢山の夕」だそうです。

水面の方向は東側にあるので、夕景はきっと山の後ろから日が差し、水面もキラキラ輝いていたのかもしれません。
この山にたくさんの羅漢像を寄進した人たちはここの景色を眺めながらいろいろなことをお願いしたのでしょう。
自分の分身を置いたものもあるのでしょうね。



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稲敷散歩(江戸崎周辺) | コメント(5) | トラックバック(1) | 2012/06/24 18:02
コメント
No title
先日教えていただいた、このお寺と興禅寺の葷酒塔を見学に行ってきました。この五百羅漢の存在は承知していたのですが、その日は久しぶりの葷酒塔の撮影で舞い上がっていたのでしょう、すっかり忘れていました。また今度じっくりと見学したいと思います。
土浦大好きさん
こんばんは。

> 先日教えていただいた、このお寺と興禅寺の葷酒塔を見学に行ってきました。

もう行かれたのですね。それにしてもたくさん行かれていますね。
なかなか面白いテーマですね。
No title
こんばんは!

何も知らずに山の中で五百羅漢を見たらびっくりしますね~

初めて五百羅漢を見たのですが、色々な表情があって、とても興味深いです。

リンクの事ですが、こちらもRomanさんの
ブログをリンクさせて頂きたいので、よろしくお願いします。
かるがも@さん
こんばんは。

五百羅漢は自分に似た顔が必ずあるというので探してみたりして楽しいですよ。
ここは誰もいないと少しびっくりですよね。
昼間明るい時に行きましたし、街中に近いので意外にあかるい感じでした。

> リンクの事ですが、こちらもRomanさんの
> ブログをリンクさせて頂きたいので、よろしくお願いします。

リンクありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
中国出張等も多そうですね。いろいろレポートも楽しみにしています。
拍手コメントありがとうございます
Utamさま お返事遅くなりました。前に石岡に来られた時にこちらへもご案内と思いましたが少し遠いのでまたの機会と思っていました。この五百羅漢は現在は皆赤い襟巻のようなものが巻かれています。首の傷を隠すためかと思いますが、景観としてはどちらが良いのか・・・。今度来られるときがあればご案内します。

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 今回旧江戸崎の街を歩いてみたいと思い立ったのは、今日紹介する羅漢山(らかんやま)があるのを知ったことかもしれません。五百羅漢が山に立っているその姿を想像して行ってみたくなったのです。近くにもこんな場所があったことをつい最近まで知らなかったのです。出雲...