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稲敷散歩(20)-龍神蛇神

 今まで江戸崎散歩と題して19回に渡って記事を載せてきましたが、関連した地域にまで興味の対象が広がってしまい誤解を生じやすくなってきましたのでタイトルを「稲敷散歩」に訂正させていただきました。

稲敷市は平成の大合併で「江戸崎町・新利根町・東町・桜川村」が合併してできた市ですが、それまで稲敷郡としてまとまった地域の真ん中地域が合併し、北側の阿見町・美浦村と南側の河内町が稲敷郡として分離してしまいました。

昔の信太郡が一部竜ヶ崎市も含みますが、概ねそのまま稲敷郡に入っているように思います。

さて今日は昨日紹介した満願寺近くで見つけた龍と蛇の信仰についてです。

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国道125号線を神宮寺の信号を少し行って「阿波小」「大杉神社」を過ぎて左側に朱色の橋がある公園があります。

「阿波水辺公園」というそうです。
土浦の方から水郷方面に来ているので「あら、もう水郷にきたの?」という感じのところです。

ここは先日の阿波崎(あばさき)の入り口です。
この公園の裏手の古い杉の大木の処に大きな龍の像が置かれています。

ryuu02.jpg

こんな大きな像も珍しいです。
神社などの彫りものはほとんど横向きですから、このように縦に置かれたものはあまり見たことがありません。

ryuu03.jpg

この杉の木の奥に広がっているのが阿波水辺公園で奥の方に朱色の太鼓橋が見えます。

ryuu04.jpg

しかし、この時期は手入れがされていないので草が生い茂ってどこが公園なのかわからないくらいです。
すぐ脇をきれいな川がいきよいよく霞ヶ浦に向かって流れています。

hebi.jpg

この公園から満願寺へ行く途中に「永楽寺」という寺があり、アジサイなどがきれいに咲いていました。
この寺の池に上のような蛇が剣を呑み込む像が置かれていました。

ではこの様な場所の地形を例によってFlood Map により考察してみました。

阿波崎3
現在のGoole Map の地図です。


阿波崎1
同じ場所をFlood Mapで水面が5m高かったとした場合の地図です。

どうですか? まったく違った地形が見えてきますね。

常陸風土記には浮島は霞ヶ浦(流れ海)に浮かぶ島で、15戸の家があり、製塩を営んでおり九つの社があり、手前の乗浜にはたくさんの海苔が干してあったと書かれています。

1300年くらい前の地形が目に浮かぶようですね。

このような場所に池や沼によくある弁天さんなどではなく、このような龍や蛇の水辺の神、力を与えてくれる化身としての龍や蛇が祀られているのにただ驚いてしまいました。

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稲敷散歩(江戸崎周辺) | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/07/18 20:26
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