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ことば座公演

 今日は昨日の石岡駅の話題の続きを書くつもりでしたが、急遽話題を変更しました。
石岡駅はまたあす以降に書きます。
さて、今日は午後からは仕事を止め、石岡市柴間にあるギター文化館で今日から3日間行われている
「ことば座」の定期公演初日に行ってきた。
今回のふるさと物語のテーマは「難台山城落城哀歌」である。
南北朝時代の常陸国における最後の戦いで難攻不落の山城に立て篭もった小田五郎藤綱とその妻・息子の
哀歌を方丈記の舞を取り込んでの熱演であった。

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11月13日(土)、14日(日)とまだ公演が行われるので是非見に行っていただきたい。
方丈記を聾唖の女優小林幸枝がどのように舞で表現するかを是非見て感じていただきたい。
日本で唯一の「朗読舞」が大きく羽ばたいて行ってほしい。
最初は難解で分かりにくいと思っていたが、徐々にそのスケール感が理解できそうな気がしてきた。

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小林幸枝が方丈記の朗読にあわせて舞います。
「行く河の流れは絶えずして、しかももとも水にあらず・・・・」
この方丈記の舞いを入れたことで「朗読舞い」に、今までにないインパクトが生まれている。

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方丈記を舞い終え、見台に着き静かに手話語りを始めます。

そして、藤綱の元を離れ、子供を無事成人させた妻は、一人「子忍の森」にやってきて、首を切り落と
されたであろう夫を思い月明かりに舞うのです。

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一の舞い「おろか」
野口喜広のオカリナの調べにのって・・・
「男の愚かも、女の愚かも 愚かに違いはない・・・愚かとは盲目すること・・・・」
さあどんな舞を想像しますか?
子供を抱えて逃げ延びた藤綱の妻が子忍の森に舞います。
岩間に残された「難台山の赤ススキ」の話とは一体どんな話だったのでしょうか??
今、ここに新しい解釈が生まれました。
最後は五の舞い「ほほ笑むだけ」 明るいオカリナの曲に合わせ踊りも輝きを増します。
「春が来て、花が咲いて、鳥が歌って、・・・・
私のあなたを見つめる瞳が どんなに 淋しさを表し、涙しても
あなたはただ微笑むだけ」

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舞い終えた後、また静かに手話語りをします。
岩間に残された「難台山の赤すすき」にまつわる話を手話で伝えます。
夫の命とは言え、追討の手から隠れながら必死で子供を守り傷つきながら必死で山を登り、そして人の
いないけもの道を下山する藤綱の妻の気持ちが表現されています。
この話は傑作ですね。南北朝というわかりにくい題材がどの程度の人に理解されるか疑問ですが・・・。
でも、これはきっと後々には理解されると思います。
明日・明後日と同じ公演が行われます。
料金は3,000円です。古里に生まれた「朗読舞い」の応援をよろしくお願いします。

ことば座・風の会 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/11/12 18:07
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