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露盤石(付録)

 昨日まで3回に分けて石岡に残された「きんちゃく石」を紐解いてみた。
そしてそれが五重塔の露盤であるということで、いろいろ調べていたら、となりの筑波郡にも残されていることがわかった。

そこで、早速今日夕方に見に行ってきた。

それは古代筑波郡の郡衙とされる「平沢官衙」近くの北条地区の山よりの少し高くなった木々の林の片隅に置かれていた。

さすがにつくば市はこの北条地区も案内板は整備されており、「露盤石」とあちこちに出てくる。

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車を北条の通りから少し入ったところに止めて、案内板に従って上り道を進むと金網で柵のある木々の間にこの石が置かれていた。
その上には石祠が乗せられている。

robanseki02.jpg

近くにこの露盤石の内容を説明するものは一切ない。
何かで読んででもこない限り、見ただけでは何かがわからないと思う。
信仰の石といった感じだ。

北条の通りには石の祠に「市の神」と名前をつけたものが2つあった。
こちらは明日紹介しようと思う。

robanseki03.jpg

この古代筑波郡の郡衙(郡の大昔の中心役場のあるところ)の郡寺として「常陸中台廃寺」とか、「筑波廃寺」または「北条廃寺」などと呼ばれる廃寺があったという。

この寺の五重塔の露盤だとみられている。
大きさは一辺94cmの正方形で、厚さは25cm/35cmの台形、孔径34.5/35.5cmの少しテーパがついている形状だという。
石は花崗岩だそうだ。
これは茨城廃寺より小さい。
また作られたのは奈良後期と見られており、茨城廃寺よりも後のようです。

robannseki04.jpg

こちらは探している人にとっては案内板はしっかりしており(これもおそらく最近)、場所はわかるが、説明は不足していますね。
それに、これもしっかり保存されているとは思えません。

すぐ裏が原っぱのようになっていましたが、建物を建設中でした。
このあたりが「中台廃寺跡」と見られているようです。
筑波山を望む良い位置に建っていたようです。



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つくば市北条 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/09/05 21:24
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