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つくば市北条(4)-五輪塔(番外)

 つくば市北条の八坂神社に県指定文化財に指定されている戦国時代の五輪塔があったが、この説明によると「天文六年(1537年)建立の在銘五輪塔は県内では新治村の頭白上人五輪塔(永正十二年1515年)についで古いものである」と書かれていた。

この八坂神社の五輪塔を県内2番目に古いと書くと少し誤解を受けそうだ。
この説明にあるように銘が刻まれているものとして古いというので良いのだろう。
それにしても大きので墓とは違うのかもしれない。

 この北条地区はもっと紹介しておきたいところも多いが、この最も古いとされた「頭白上人五輪塔」を石岡に戻る時に偶然発見したので、北条地区とは離れているが、紹介しておきたい。

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場所はつくば山の採石場や射撃練習場などがあるところといえば、近くを通った方ならすぐにわかると思う。

昔から毎日にのように山を崩して砕石をしています。
道路を作るのに使われているようです。
年間どれくらい山が小さくなっていくのかわかりませんが、まだまだ掘るんですね。

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ここは今は土浦市ですが、その前は新治村です。
地図には「金嶽神社」と書かれています。塚田陶管の工場のとなりです。

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それにしても大きな五輪塔です。
北条の八坂神社の五輪塔は2mくらいでしたが、この塔は3.6mもあります。

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「頭白(ずはく)上人」が母の供養のために建立したとなっています。
1516年の建立と書かれていますが、つくば北条の五輪塔のように一番古いとは書かれていません。
何故? 単に気がついていないだけか?

おそらくこの場所を訪れる人はこの採石場などの関係者や地元の方以外には少ないように思う。

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この金嶽神社は小田氏治の家臣、「小高知常」が天正2年(1574)にこの地に移り住んで、石崎の蔵王山の上に建立したといいます。

昭和50年にこの神社の場所が採石場にかかってしまい、この今の場所に移されたものだそうです。

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こちらが本殿ですが、本殿も別に鳥居があります。
本殿は江戸末期に再建されたものだそうです。

神社の周りは手入れされ、砕石業者などの信仰も集めているように感じました。



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つくば市北条 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/09/11 20:00
コメント
砕石所
石岡も秩父と同じなのですね。武甲山も、初めて秩父に伺った70年代初めの頃からはかなり削れてしまいました。札所の道を歩いていたらお昼にダイナマイトの発破が
あって、山の下の方へ大きな岩がごろごろというのも見たことがあります。石岡も時刻をきめて発破をかけているのでしょうか?どちらも神社が都合で移動させられたというの同じですが、神・仏も大変な時代になってきたみたいです。
Utamさま
> 石岡も秩父と同じなのですね。武甲山も、初めて秩父に伺った70年代初めの頃からはかなり削れてしまいました。

この砕石場はかなり昔からあります。
つくば石も結構人気があるよ聞きましたがやはり道路に使うんでしょうね。
ただハッパの爆発音は聞いたことがありません。時間帯もあるのでしょうが、あまりダイナマイトよりも端からだんだんに切り崩して行っているように思います。
こんど筑波山周辺もジオパークに登録されたけれど保全との観点から見直されるといいのですが・・・・。
まああまり期待はできません。

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